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コラム46:すべての人にこの学びを広め仲間を増やしたい


生命保険 外交員
池田静子さま
(ELC第44回生)

私は生命保険の外交の仕事をしています。

生命保険は皆さんがご存知のように、万が一の時には残された家族へ思いを届ける死亡保障。

病気になったときに安心して治療が受けられるように医療保障。

介護認定を受けたら介護保険が受け取れ、余命半年と言われたら死亡保障を受け取る事ができ治療に役立てられるリビングニーズや高度障害などがあります。

 

私はお客様が病気になった時、給付のお手続きで、ご本人やご家族にお会いします。

この仕事を通していろいろな病気があることを学びました。

軽い病気なら明るい話になります。

でも、重い病気や難病になった時など、どう言って励ましたらいいのかわからなくなります。 

お客様やご家族の辛さ苦しさ不安をお聞きする時、何かお力になれることはないだろうか?と、考えるようになりました。

 

生命保険の仕事を通して、病気で苦しんでいる人達のお役に少しでも立てるようになりたい。

私自身が姉を肺癌で母を悪性リンパ腫で亡くしていることもあり、私自身の反省や後悔を込めて。というのもあるのかも知れません。

ですから小澤先生の『誰かの支えになろうとする人こそ一番、支えを必要としています』という言葉に出会った時、泣けて仕方ありませんでした。

 

参加して1番の学びは小澤先生が『絶望の淵にある人に対して、何の励ましも通じないことがある。そのような時にまずできる事は、反復ぐらいしかない』と話された事でした。

反復?反復⁈ 反復になんの効果があるんだろう⁈

実際に2人1組になって、治療がなくなった患者役と聴き役を演じるロールプレイがありました。

ロールプレイで私は『70歳。今まで健康でなに一つ病気をしたことがない。癌になり辛い治療を続けたのに、もうこれ以上治療がない。』と言われた患者役になりました。私は、悲しさ、苦しさ、辛さ、悔しさを聴き役にぶつけました。聴き役は、私の話にうなずき反復し、声のトーンも表情なども私に合わせて反復。私の言う事に何度も反復され続けているうちに不思議なことに『相手に受け入れられている。わかってもらえる』ような気がして来ました。

ロールプレイをするまで、反復になんの効果があるんだろ?と思っていたのですごい驚きでした。 

このロールプレイを通して患者役が『ひょっとすると、この人は私のことをわかってくれるのではないか』と思い相手との信頼関係ができてから、初めて問いかけができるようになると話されました。

たとえば、『闘病中、どんな支えに気づいたか?』をたずねる問いかけです。人は苦しいときこそ、振り返ってみて、自分に支えがあったことに気づく。苦しみがありながら、穏やかになれる。

私は今まで相手に話をされたら(聞かれたら)答えを(返事を)言わなければいけない。と思っていました。

 

私はこの学びを仕事で生かしてみました。

既契約者はご主人。奥様とは年に一度ご挨拶する程度で四年のお付き合い。
ご挨拶に行った時、奥様から乳癌になりこれから手術をするとのことを突然言われ驚きました。

今までの私でしたら、相手の悩みに何か答えを言わなきゃいけないんじゃないか、何か聞かなきゃいけないんじゃないか、そう思ってきましたが、ただただ聴くことに努め反復をしてうなずいていました。


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