<不条理な今を生きていくこと その10:たとえあなたが人生に絶望しても、人生はあなたに絶望していない>

 新型コロナウイルス感染の影響は甚大です。その思いを一言で言えば“不条理”です。  この不条理な社会をあなたはどう生きますか?  誰かを批判しても不条理な現実を変えることはできません。  因果応報という言葉があります。過去や前世の行いに応じて現在の状況が生ずることを意味する言葉です。しかし、良い行いをしていた人が、よくない負の出来事で苦しむことがあります。今まで真面目に仕事をしてきた人が、突然の新  ...続きを読む

<不条理な今を生きていくこと その7:不条理な苦しみを抱えた人と関わり続ける>

 北海道知事は、2月28日に新型コロナウイルスの感染対策として、道民に「緊急事態宣言」を出しました。安倍総理も2月29日に国民に向けて、緊急記者会見を行い、「率直に申し上げて、政府の力だけでこの闘いに勝利を収めることはできません。最終的な終息に向けては、医療機関、御家庭、企業、自治体を始め、一人ひとりの国民の皆さんの御理解と御協力が欠かせません」と発表されました。これは有事です。  アルベール・カ  ...続きを読む

<不条理な今を生きていくこと その2:不条理を認めたくない思い>

 新型コロナウイルスのため、さまざまな行事が中止となり、経済がさらに停滞していこうとしています。先行きが見えない不透明な思いを抱えながら、この不条理な思いとどのように向き合うのか、アルベール・カミュの小説「ペスト」を読みなおしています。  一般的ですが、私たちは不条理な苦しみを認めようとしません。そのような事実はないと否認しようとします。  不条理な苦しみの代表例は、がん(癌)です。健康診断などで  ...続きを読む

<不条理な今を生きていくこと その1>

 新型コロナウイルスの影響は甚大です。医療機関への負担増大だけではなく、イベント中止に伴う人物金の停滞、インバウンドへの悪影響など、社会への影響は東日本大震災に匹敵するのではないかと案じています。その思いを一言で言えば“不条理”です。  何年もかけて準備していたイベントを中止しなくてはいけない思い、楽しみにしていた企画を断念するだけではありません。定期的な集会で資金を得ながら活動していた団体や企業  ...続きを読む

<不条理な今を生きていくこと:はじめに>

 2020年2月、たった直径200ナノメートル(10億分の1メートル)程度の小さなウイルスが、社会にきわめて甚大な被害を与える、世界的事件がおきました。新型コロナウイルス感染です。この小さなウイルスにより、それまであたりまえであった日常が一変します。あたりまえに集まって楽しむことができなくなりました。一斉休校のため慣れ親しんだ学級の友人ともきちんとした挨拶をせずにお別れしないといけなくなりました。  ...続きを読む

コラム62:地域ケア会議で事例検討

コラム62:地域ケア会議で事例検討 橋北在宅介護支援センター 看護師 鈴木 裕美さま (ELC第14回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター)  現在、四日市市内にある在宅介護支援センターに勤務しています。四日市市は人口31万人。私が勤務する橋北地区は、万古焼を産業として栄えた地域ですが、工場の閉鎖とともに人口が減少し、街の中心部でありながら高齢化率が高い地域です。四日市  ...続きを読む

コラム31:少しでも苦しんでいる人の力になれたら

コラム31:少しでも苦しんでいる人の力になれたら NPO法人きせき 代表 内海光雄さま   (ELC第26回生)  私は、もうすぐ61歳になる脳性マヒの障害者です。8ヶ月の早産で生まれ、片手に乗るぐらいの身体の小ささで人生をスタートさせました。未熟児だったために脳性マヒになったようです。  幼少期から訓練を積んできたのですが、20歳になっても歩く事は出来ませんでした。それでも、電動車いすを手にして  ...続きを読む

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