menu
ログイン 新規会員登録 お問い合わせ

死を前にした人にあなたは何ができますか

※今回は一般受付対象外となります。

認定ELCファシリテーター 中嶋順子
開催年月日 2021年09月09日(木)
時間 18:00〜19:30 (正味時間:01:30)
開催地 愛知県西尾市
会場名 にじいろほいくえん
対象者 援助職
対象に関する補足 株式会社アクティード職員
参加前提 株式会社アクティード職員でテーマに興味のある方
定員 20人
概要 人生の最終段階における自然経過
苦しむ人への援助と5つの課題
問合せ先 中嶋順子 0563-65-2209
参加人数 18人
参加者からのコメント ・苦しみは希望と現実の開きであり、その開きが大きいほど苦しみも大きいという話が心に刺さりました。日常生活の中でもたびたび現れる感情が人生の最終段階まで関係し苦痛になっている。この苦痛を「わかってあげたい」「わかる努力」が大切なんだと再確認できました。
・人を看取るという事がこんなにもエネルギーの消耗になるんだと日々痛感しています
・自分の考え、ケアを見つめなおす機会となりました
・看取りの場面では、ご本人やご家族様に寄り添い、なるべく希望に添えるよう努力してきましたが、やはりあの時の対応は正しかったのか、後で考えることが多くありました。ご本人が話せない状況でもなるべくご本人の意思はどうだったのか確認し、そこに近づけるようにするというお話を聞き、改めてご本人だったら何と言われるか、どう希望されるか、知る努力をし、この人であれば信頼できると思っていただけるような看護師でありたいと思いました。
・看取りのイメージは?との問いに、全く浮かばないことにびっくりしました。徐々にレベルが低下しての看取りという場合は変化を受け止める。入所から看取りという場合はありのまま受け入れる、といった形でご本人のケアを行い、イメージを持つ必要がなかったように思います。すでに本人に意向が聞けない場合、また家族も情報が少ない場合も多くあります。その場合は手探りで、本人はもちろん、介護する自分が後で後悔がないようにするにはどうするか?の1点で行っていました。講義にありました「わかってくれる人を目指して」。どう分かってあげることができるのか?場合によっては寄り添うしかできないかもしれません。個別スペシャル対応という意識で日々、格闘しながらも関わり続けていきたいと思いました。目指すテーマ:身体的苦痛なく、満足な人生、穏やかに老衰
・人生の最終段階に来た時に自分だったらどうなるんだろう、一つ一つの私を失っていく方に対して、何ができるんだろうとスタッフ間で考え、その方に対して支えとなる事を見つけるために相談し、3つの支えを心にして行動できたらと思います。
・このスタッフになら話せるかなとご本人様やご家族様に思われるスタッフになりたいと思わせていただける内容でした
・(今年春に亡くなった方)話すことができなくなってもコミュニケーションは大事なケアです。もっと話しかけてあげればと思いました。あまり話されない方だったので。
・介護者にも支えが必要で介護者同士もコミュニケーションし、話をしながら支え合うと良いと思う。
・最近は家族関係が複雑なケースが多いので、更に話し方の工夫などの学びが必要であると感じました。看取りに限らず相手の気持ちは100%理解できるはずはありませんが、寄り添いたいという気持ちが伝わるように「3つの支え」を大切にしながら支援できるケアマネでありたいと思います。
・看取りの利用者様の対応は始めの頃は死を前にして悲しい、泣けるの感情だけだった。でも本人の意思、家族の意向を理解してケアしていくようになってからは悔いが残り、「やってあげれば良かった」と思うことはあまりなく、その時を受け入れられ、「最期歯を入れてきれいにしてあげたい」「お気に入りの服はこれだから着替えしたい」みたいな変化となりました。きっと自分なりに、又スタッフ皆がその人に合わせたケアが出来たと思えるからだと思います。正解がないけれど、その人が生きてきた人生の最期…もしかしたら笑顔でいられることもあるのかもしれないと感じました。
・去年初めて息を引き取る瞬間に立ち会いました。その時の気持ちは少し複雑でした。元気だったころを思い出して、冗談を言っていたこと、「バカッ‼」と怒られたこと、感謝の言葉を言ってくれたことなど。同時に自分が最後にその人に何と言ってどんな顔をしていたのか考えました。人はいつか死ぬと言われているけれど、そのいつかの時なんて正直考えたくないですが、まず自分親が看取り期になってしまったら?と少しずつ考えてみようと思いました。この仕事をしていると死に立ち会う回数が多いですが、その人の最期を一緒に迎えられることは貴重な時間だし、この仕事をしてて良かったと思える時だと思います。看取りはすごく深いのでもっともっと勉強していきたいです。
・自分が思っていることと相手がどのようにして欲しいかを考える、どこまで寄り添ってやってあげられるかを感じました。自分の出来ることをやってあげられるようにしたいと思いました。
・看取りをする上で正解はないと思いました。看取られる人、看取る人が本当に後悔なく最期を迎えることができる人はほんのわずかであると思いますが、今後職場や身内で看取ることがあれば、元気だった時の事を思い出しながら、きっと最期はこんな風にしてもらいたいんだろうなと、その人の事を考えながら接していけることができたらいいと思いました。
・施設で看取りを経験し感動しました。すごく穏やかな表情で旅立たれ、必死に介護してきたことが報われます。今後も自分本位な介護ではなく、利用者に寄り添った支援で介護していきたいと思います。
・看取りケアに関わる事が初めての私には、初めて知ることが多く、私に出来るのか?と不安に感じることもありました。勉強不足なところも多々ありますが、相手の苦しみをキャッチし、少しでも支えとなれるよう、多職種との連携、コミュニケーション(チームワーク)を強化し、最良な援助が提供できたらと思いました。改めて介護とは難しい…大変…と感じた研修でしたが、今回学んだことをもとに「関わる自信」に繋がればと思います。
・今まで看取りを経験してきたが、やはり正解はないし、ただ最期を迎える時にきちんと皆で話ができるといいと思いました。不安や痛みを理解しようと思う姿勢も大切だと、自分なりにどうしたいか考えさせてもらえる研修内容でした
・最後は本人の意思を汲めると良い。役に立たなくても関わり続け支えになろうとすることが大事だと思いました。
・私たちは今後看取りに携わることがあると思います。ご利用者様、ご家族様の支えとなれるように最期を迎える時には悔いが残らないように、最期は幸せだったと思えるような支援ができるよう、ご利用者様やご家族様との信頼関係を深めていきたいと思いました
・死を前にした人(看取り)は、やはり何も言えないのでどうしても私達が決めてしまう事がやっぱり多いことに気づきました。家族の力には勝てないですが、少しでもそのお手伝いができる人になりたいです。ご本人様の気持ちを一番に思い、少しでもまた淋しさなくお見送りができるように頑張りたいと思いました。
・最期を迎える人に「してあげたいこと」ではなく、その人が「して欲しいこと」を考え、理解していることが大切だと思った。そのためにも”その日”を迎える前に、その人のそれまでの人生経験や好きな事柄を理解できる人間になり、その事を聞ける、教えてもらえる間柄を築くことが必要だと感じた

Theory of Change

セオリー・オブ・チェンジ