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大人は、子どもの夢を奪っていませんか?(宮崎響さん):第190回 ユニバーサル・ホスピスマインド(6/20)
開催日時 |
1日目:2023年6月20日(火) 19:00〜21:00 他の日程を探す |
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開催会場 |
[オンライン会場] Zoom |
講師 | 小澤 竹俊 |
内容 |
定例のオンラインイベントのご案内です。今月は、奈良県在住の中学1年生宮崎響さんにご登壇いただきます。響さんは、医療的ケアを必要とする中学生です。先日、インタビューを終えましたが、素直に心が震えました。響さんの思いを伺うと、私たちは、大人になればなるほど、大切な感性を失っていくのではないかと感じました。 響さんとの対話を通して、失いかけていた大切なものを取り戻しませんか? 何十年現場で実践を繰り返したとしても、私たちは100点を取れません。だからこそ、学び続ける魅力がここにあります。毎月第三火曜日夜、ご参加をお待ちしております。 〇宮崎 響(みやざき ひびき) ※お申込み・お支払い完了された方には、一定期間、当日の録画(全体セッションのみ。小グループの録画はございません。また、プライバシーに関わるため個人の発言を除きます)をご視聴いただくことができます。当日は参加が難しい方も、よろしければぜひお申込みください。 |
枠名 | 対象 | 参加費用(税込価格) | 残席数 |
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一般枠 | 非会員 | 1,100円 |
オンライン枠 (残53席) |
会員 | 550円 | ||
学生枠 | 非会員 | 0円 | |
会員 | 0円 | ||
認定ELCファシリテーター枠 | 会員 | 0円 | (残12席) |
一般枠 |
会員・非会員を問わずどなたでもご選択いただけます。 ※会員の方はログインしてからお申込みください |
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学生枠 |
学生の方はこちらを選択の上、所属欄に学校名をご記入ください。受講日時点で学生(社会人学生は除く)で、かつ有効期限内の学生証(学校法人)のご提示が可能な方が対象となります。 ※社会人経験があっても、現時点で就業されず学業に専念されている方は学割対象となります(大学、専門学校等) ※お申込後、学生証の写しをお送りいただき、確認後正式に学割適用となりますので、ご了承ください |
認定ELCファシリテーター枠 |
有効期間内の認定ELCファシリテーターの方は無料でご参加いただけますが、当日は運営やグループワークのご支援をお願いいたします。 ※一般参加をご希望の際は会員枠をご選択ください ※更新が必要な方は先にお手続きをお願いします |
18時45分 簡単なガイダンス
19時00分 話題提供1
19時30分 問い1 ブレイクアウトセッション1
19時55分 全体共有
20時05分 話題提供2
20時20分 問い2 ブレイクアウトセッション2
20時50分 まとめ
21時00分 終了予定
めぐみ在宅クリニックでは、2007年4月以来、毎月第3火曜日夜に「地域緩和ケア研究会」として、地域の対人援助職のみなさまと、集い・学ぶ場を開催してきました。新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンラインで全国の有志の皆さまと学び・つながる場として発展させていくことが大切であると考え、エンドオブライフ・ケア協会と合同にて、継続開催しております。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、それまでの仕事や生活環境が様変わりし、感染に対する恐れや先行きの不透明さに対する不安、物理的な繋がりを失った孤独感や無力感、身体的な不調を含めて、さまざまな苦しみを抱えた人は増え続けています。一方で、このような困難な状況の中で、苦しむ人の力になりたい人は必ず現れます。その志を持った人達が、地域や職種を越えて学び、繋がれる場の1つを提供したいと企画しました。
苦しみは、大きく2つに分けて考えることができます。解決ができる苦しみと、解決が難しい苦しみです。さまざまな技術の発達で、従来の苦しみのいくつかは、解決できる時代となりました。通信技術の発達や医学の発達などで、離れた場所でも、適切な情報を届け、必要な課題解決が行うことができます。一方で、どれほど技術が発達しても解決が難しい苦しみがあります。
その典型例が、人生の最終段階において、今までできていた1つひとつができなくなっていく苦しみです。
「家族に迷惑をかけたくない」
「なぜこんな身体になってしまったのだろう」
「早くお迎えが来ないかな」
「誰にも私の気持ち、わかってもらえない」
これらの苦しみに対して、苦しみの原因をいくらわかりやすく説明しても、穏やかに過ごすことはできません。励ましもなぐさめも、まったく通じない絶望の中で、ではどのような関わりができるのでしょう?
ホスピス・緩和ケアで学んで来たこと。それは、苦しんでいる人は自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しいという原点です。どんな人が、苦しんでいる人からみて、わかってくれる人になれるのでしょう。それは、説明ではなく、励ましでもなく、聴いてくれる人です。その聴き方にも工夫が必要です。マイナスの気持ち(上記の苦しみ)の言葉を聴くことは容易ではないからです。
苦しむ人が目の前にいたならば、少しでも力になりたいと思う人に、どのように関わるとよいか、ホスピス・緩和ケアで培われてきた関わり方は、参考になると思います。
エンドオブライフ・ケア協会では、これらの知見をもとに、解決が難しい苦しみを抱えた人に対する関わり方について、専門家にしかわからない難しい言葉ではなく、関わる誰もがわかる言葉で、そして、翌日から活用できるような、すぐに使える真似しやすい内容を、実践的なワークを通してお伝えしてきました。
このイベントシリーズでは、共通の目的に向かって、一人ひとりができることを、問いをもとに参加者同士で対話を繰り返すことで、明日からそれぞれの現場で苦しむ人と関わる力とすることを狙いとします。
苦しむ人の力になりたい人が集うなか、短い話題提供を踏まえて問いからお互い学び合い、エンパワメントし合える場を、一緒につくっていきませんか。
※お申込み・お支払い完了された方には、一定期間、当日の録画(全体セッションのみ。小グループの録画はございません。また、プライバシーに関わるため個人の発言を除きます)をご視聴いただくことができます。当日は参加が難しい方も、よろしければぜひお申込みください。
※開催数は、2007年4月開始「めぐみ在宅クリニック地域緩和ケア研究会」を含みます。
※接続先を含む開催案内メールは、ご入金確認後にお送りします。銀行振込の場合15時を回りますと着金が翌日となりますのでご留意ください。
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