Column

  • コラム114:わたしを一歩前へ進めてくれた、ELCとの出会い

    • 死別後のつながり
    • リハビリテーション
    • いのちの授業
    • グリーフ

    ELCとの出会い  私は、訪問リハビリテーションで理学療法士として働いています。ELCとの出会いは、5年前。余命1ヶ月の癌末期患者さんの担当になったことでした。「余命1ヶ月…。私に何が出来るのだろう」と思い悩み、参考書を探しに書店に行きました。そのときに、小澤先生の『死を前にした人にあなたは何…

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  • コラム113:学び続けることで芽生える小さな一歩

    • 施設
    • 介護
    • わかってくれる人がいるとうれしい

    エンドオブライフ・ケア協会との出会い  私は、島根県出雲市内の特別養護老人ホームで施設ケアマネとして勤務しています。施設で看取りまで関わらせて頂く機会が増え「ご家族へなんと声をかけるといいのか?」…と構えるばかりで言葉が出ず、ご利用者家族を前にして何もできない…力になれないな…と足が遠のくよう…

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  • コラム112:コンパッションをめぐる旅~日本ホスピス・在宅ケア研究会 in 仙台と松崎町に伺って~

    • エンドオブライフ・ケア
    • グリーフ
    • 対話
    • コンパッション

     2023年10月、『コンパッション都市~公衆衛生と終末期ケアの融合~』著者であり、米バーモント大学臨床教授のアラン・ケレハーさんと、その実践部分を担う、イギリスのCCUK(Compassionate Communities UK)でコミュニティ形成担当理事のエマ・ホッジスさんが、日本ホスピス在宅ケ…

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  • コラム111:優しく包み込んでくれたユニバーサル・ホスピスマインド

    • 原点
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • いのちの授業
    • 言えない想い

    自らの人生、悩み  現在24歳。私は、人生は常に頑張らなければならないと思い込んでいました。  小学2年生のとき、私は視力が悪く、眼鏡をかけるようになりました。当時眼鏡をかけている子は珍しく、一部の子は私に「メガネザル」とあだ名をつけてからかったりいじめたりしました。私はその時から、…

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  • コラム110:大切な人との別れ、新たな出会い、大切なものに気づいた私。そしてこれから・・・

    • 家族
    • ディグニティセラピー
    • 死別後のつながり
    • グリーフ

     私のエンドオブライフ・ケア協会との出会いは、大切な夫を亡くした頃でした。    生きる意味を見失い、もうどうでもいい、でも子供達のために生きなくちゃという使命感で必死に毎日を過ごしていました。    でも見える世界はモノクロで、笑い声やジョークが、私にとって不協和音にしか聞…

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  • コラム109:できることをできるだけ

    • 関わるすべての職種にできる援助
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 地域

     私は現在、愛媛県松山市内の地域包括支援センターで社会福祉士として働いています。  お彼岸も過ぎ、訪問途中に見上げる松山の空に浮かぶ雲も、秋の雲が主役となり季節の移り変わりを知らせてくれています。今回は、大阪市内で援助者養成基礎講座を初めて受講した、2019年3月から現在までに出会った中で…

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  • コラム108:はじめての「いのちの授業」

    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • いのちの授業
    • 支える人の支え
    • 子ども

     2023年8月27日、富士市の男女共同参画事業の一環で、「折れない心を育てるいのちの授業」認定講師の関口圭子さんが、子育て中の保護者、地域の子育て応援者、興味のある方などを対象にお話をされました。その際、娘の関口眞央さん(小学校5年生)が、講師認定後、はじめて講演をサポートされました。当日をふりか…

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  • コラム107:いのちの授業の温かさ 苦しむことは無駄なのか

    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 解決できない苦しみ
    • 言葉にする
    • いのちの授業

    ELC、いのちの授業との遭遇  大学1年の5月、サークルのイベントの一環で『折れない心を育てる いのちの授業』と出会いました。そして、長野宏昭先生との出会いもこのときでした。いのちの授業では、3つのレッスン「苦しみから支えに気づく」「苦しむ人を前にしてわたしにできること」「自分を認め大…

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  • コラム106:母の介護、父の看取り、そして穏やかな母の看取りに備えて

    • 養成講座
    • 家族
    • 介護
    • 穏やかな最期

     一人ひとりの存在が尊ばれるような温かいメッセージが聴こえてきました。一つ一つの言葉が心の琴線に触れて、思わず手を止めてその方の語りに聴き入りました。相手の思いを聴こうとする生きた言葉の重みと温かさに感動を覚えました。  それは、2019年4月21日の朝、NHK「日曜討論」を聴きな…

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  • コラム105:わが息子との別れが、導いてくれた学び

    • 家族
    • 穏やかな最期
    • 死別後のつながり
    • いのちの授業
    • 自宅

     息子に悪性脳腫瘍(膠芽腫)が見つかったのが、高校3年生の10月。開頭手術を終え、放射線治療が終わったのがクリスマス・イブでした。    その後、地元の大学に進学し、抗がん剤や治療のための手術を繰り返しながら、すてきな友達や部活動の先輩などと充実した大学生生活を送っていました。 …

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  • コラム104:苦しくて悲しい。けれど、その向こうに明るい静けさを見ていたい。いつも一緒に。

    • 家族
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 介護

     去年、山口県にあるサービス付き高齢者向け住宅「おげんきハグニティ」内の父の部屋に泊まって、看取りをしました。親子だからこそ理解し合うことの難しさもあり、看取りも簡単なことではありませんでした。  私の気持ちが揺れることは何度もありましたが、スタッフの皆さんのおかげで、父と過ごせる温か…

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  • コラム103:過去から繋がる未来への道

    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 解決できない苦しみ
    • 支える人の支え
    • 言えない想い

    「あなたより小さな子供でお母さんがいない人もいるんだから、あなたはここまで育ててもらえて恵まれているでしょ」  母が亡くなった19歳当時に言われた言葉。   「子供なんていたら大変なこともいっぱいあるのよ。むしろ羨ましい」 「人は結局ひとりなんだからみんな同じよ」   …

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  • コラム102:沖縄の活動に見るワーカーズコープとの重なり:ユニバーサル・ホスピスマインドの社会実装を目指して

    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • いのちの授業

     エンドオブライフ・ケア協会8周年記念シンポジウムで登壇された、ワーカーズコープ連合会センター事業団理事長・田中羊子さんは、「ワーカーズコープは、共に生き、共に働く社会をめざして、雇われるのではなく、自分たちで出資して、経営に責任を持ち、地域に必要な仕事をつくり出す「協同労働」という働き方を実践して…

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  • コラム101:ハングルで伝えたい

    • 原点
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • いのちの授業

    在日朝鮮人として生まれて  私の祖父母は韓国で出生、両親は日本で出生したので、私は在日三世の朝鮮人である。学生時代から教師の道を目指していたが、家庭環境(長男、貧困)の事情もあり、高校を卒業して現在の職場である共和病院に就職した。    当初、臨床検査技師を志望したが、枠がなく事務…

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  • コラム100:援助的コミュニケーションを学び、自分の心を反復することで癒されたこと

    • 家族
    • 死別後のつながり
    • グリーフ

     悲劇のヒロイン…私は何年もこの状態から抜け出せなかった。二十歳の時、当時44歳の母が病で他界し、「なんで私にはお母さんがいないのだろう」…今思い返せば「なんで、なんで」の繰り返しだったのだろうと思う。  母が闘病している頃、私は県外の大学に通っており、一人暮らしをしていた。亡くなる少…

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  • コラム99:「よく生きて、よく死ぬ」を声にする第一歩として

    • 家族
    • 新型コロナウイルス
    • グリーフ
    • 死別後のつながり

     私は医療とは関係のない金融機関勤務で、40年目になります。そして一人の人間として、両親の死について、深い思い入れがあります。  私は小さい頃から母がこの世からいなくなってしまうことが、常に最大の恐怖でした。もう25年も前になりますが、母はガンの発覚から一年半の闘病後、69歳で亡くなりました。…

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  • コラム98:ピアサポーターとして 心はいつも近くにありたい

    • 解決できない苦しみ
    • 聴く
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 言えない想い

     結ぶに夏と書いてゆか。名前の通り夏生まれのかに座です。2006年秋に乳がん告知を受け、かに座キャンサーが文字どおりキャンサーがんになったわけです。  そんな折、小澤先生のご講演を拝聴、『苦しみの中でも幸せは見つかる』との出会いがありました。が、当時の私には、苦しみの中に幸せを見つける…

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  • コラム97:I believe in future.

    • 解決できない苦しみ
    • コミュニケーション
    • 家族
    • 原点
    • 介護

     私は介護職(施設介護・訪問介護・居宅介護)3年目です。私がエンドオブライフ・ケア協会に出会ったのは、主に施設で利用者様と関わることについて自分の中でモヤモヤしていた、ちょうどそんな時期でした。    「はやくお迎えが来て欲しい」「はやく死にたい」そう話される利用者様が時々いらっ…

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  • コラム96:ディグニティセラピーを学んでいこうと思った理由 ~すべての人が、自分が自分で良かったと思えるように~

    • 家族
    • 介護
    • ディグニティセラピー
    • 関わるすべての職種にできる援助

     私がいま学び始めて思うことは、ディグニティセラピーの効果は年齢や健康状態に関係なくすべての人に置き換えることができるセラピーであるということです。  本来は人生の最終段階における人へのセラピーが中心だと思いますが、自分自身や身近な誰かを癒し、耀かせることの出来る素晴らしいものだと思います。 …

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  • コラム95:「Good enough」を届けたい

    • 家族
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • いのちの授業
    • 対話

     私は長女としてこの世に生を受けました。亡き母は、沢山愛してくれていましたが、とても厳しい人で、何に対しても完璧を求め、中々褒めてもらえなかった子供時代を思い出します。例えばスイミングのテストが不合格だった時、試合に負けた時、学校の成績表をもらった時、大学入試が不合格だった時・・・。悲しくて、悔しい…

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  • コラム94:医師として治せなくても「わかってくれる人」に、私はなりたい

    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 解決できない苦しみ
    • 地域
    • 支える人の支え
    • 選ぶことができる自由

    出会い  14年ほど前、松山市医師会主催の講演会でのことです。医師として私の人生に大きな変化が訪れました。当時の私は、大学病院から父の診療所に帰り、在宅医療を始めたばかりでした。在宅緩和ケアをしたくて地域医療を選んだのに、自分が役に立てているのか不安でいっぱいでした。    何が不…

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  • コラム93:スクールカウンセラーとして、わかってくれる人になりたい

    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 解決できない苦しみ
    • いのちの授業
    • 聴く

    1冊の本との出会い  私は心理職、主にスクールカウンセラーをしています。保育園から小・中・高校まで様々な学校へ行きます。ある日、学校の図書室で、ふと目にとまったのが『折れない心を育てるいのちの授業』の本でした。  友人との話し方がわからない、勉強が全く理解できない、家族と仲良くし…

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  • コラム92:母の介護を通して学んだこと、気づいたこと

    • 家族
    • 介護
    • 解決できない苦しみ
    • 死別後のつながり

     私は内科医ですが、現在、母校の医学教育に関係する部署に勤めています。どういう仕事をしているのか、よく質問されます。医学科のカリキュラムの構築や医学科4-6年生が参加する臨床実習に関する教育に携わり、各診療科や学外病院・実習生とのコーディネートを行っています。    昨年4月、同級生から…

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  • コラム91:ELC千葉船橋始動!最期は真心の輪の中で迎える-幸せを実感できる社会を創りたい

    • 原点
    • エンドオブライフ・ケア
    • 緩和ケア
    • 選ぶことができる自由

    痛みと苦しみの中で迎えた家族の死  がん末期の家族が最期を迎えたのは、痛みの原因を調査するために検査入院した病院だった。手術後わずか3か月で痛みは起こった。がん転移による痛みとわかるのに2か月が経過し、既に歩くと激痛が襲うような状態であったが、十分な緩和ケアを受けられていなかった。   …

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  • コラム90:いのちの授業を伝えることで私自身が教えられたこと

    • 家族
    • いのちの授業
    • 子ども
    • 穏やかな最期

    エンドオブライフ・ケア協会との出会い  私が製薬会社の抗癌剤グループで勤務していたころ、その時代は癌になったら病院で最期まで治療をし続け、最後の最後まで延命治療をする時代でした。  そのような延命治療について国民が疑問視し始めたころ、父親が長い間 闘病していた前立腺がんが全身骨転移と…

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  • コラム89:ELCに出会って変わったこと・気が付いたこと

    • 支える人の支え
    • 原点
    • 言葉にする
    • わかってくれる人がいるとうれしい

     「苦しむ人の支えになりたい」  看護師を目指したとき、私はこの気持ちをどれくらい強く思っていたのだろう・・・ 「白衣の天使」にただ憧れていたのかもしれません。  自分の原点は何だったのか、なぜ命の現場に立とうと思ったのか・・・答えは出ていませんが、日々の患者さんやご家族とのかかわりの中で…

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  • コラム88:弱さを認め 強く生きる

    • 家族
    • 穏やかな最期
    • 支える人の支え
    • わかってくれる人がいるとうれしい

    「強く、つよく 生きろ」  父は実直で厳しくも、いつもそばで私たちにたくさんの愛情を注いでくれました。    そんな父がこの言葉を残し急逝してから20年が経ちます。何もできなかった申し訳なさと、自分の無力さに後悔の念しかありませんでした。    その後看護師となった私は…

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  • コラム87:カムカムエブリバディ!仲間と学び続けて<いのちの授業>を全国に届けよう!

    • いのちの授業
    • 原点
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 関わるすべての職種にできる援助

     私は2019年12月に<折れない心を育てるいのちの授業 (以下「いのちの授業」という。)>認定講師になりました。でも講師デビューをしたのは、つい最近の今年1月になってからのことです。    なぜすぐに授業をすることができなかったのか?    一つは翌年からコロナが流行り始め…

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  • コラム86:「いのちの授業」を伝えている自分自身がいやされていく理由

    • 原点
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • いのちの授業
    • 対話

     私は「折れない心を育てる いのちの授業」を、小学生を中心に、たくさんの方にお話しする機会をいただいて、大阪市内、また最近ではオンラインでも活動させていただいております。    エンドオブライフ・ケア協会では、認定をいただいた講師が「折れない心を育てる いのちの授業」をそれぞれの…

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  • コラム85:スキルアップは逃げになる?

    • 支える人の支え
    • 尊厳
    • 解決できない苦しみ

     私は昔から自分のことがあまり好きではありませんでした。    走るのも遅く、勉強も苦手。恵まれた家庭に生まれ、たくさんの愛情を受けて育ったにも関わらず、自分で自分のことを認めることができませんでした。 周りには常に優秀な人がいて、いつも羨ましく思っていました。「すごいお医者さんにはなれ…

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