コラム
Column
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コラム100:援助的コミュニケーションを学び、自分の心を反復することで癒されたこと
2023.03.15
燿光リハビリテーション病院 リハビリテーション職 平川菜津希さま(第123回生) 悲劇のヒロイン…私は何年もこの状態から抜け出せなかった。二十歳の時、当時44歳の母が病で他界し、「なんで私にはお母さんがいないのだろう」…今思い返せば「なんで、なんで」の繰り返しだったのだ
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コラム99:「よく生きて、よく死ぬ」を声にする第一歩として
2023.02.26
会社員 降旗浩美さん(第121回生) 私は医療とは関係のない金融機関勤務で、40年目になります。そして一人の人間として、両親の死について、深い思い入れがあります。 私は小さい頃から母がこの世からいなくなってしまうことが、常に最大の恐怖でした。もう25年も前になりますが、母はガ
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コラム98:ピアサポーターとして 心はいつも近くにありたい
2023.01.28
ピアサポートよこはま ボランティア 森結夏さま (第120回生) 結ぶに夏と書いてゆか。名前の通り夏生まれのかに座です。2006年秋に乳がん告知を受け、かに座キャンサーが文字どおりキャンサーがんになったわけです。 そんな折、小澤先生のご講演を拝聴、『苦しみの中でも
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コラム97:I believe in future.
2022.12.26
訪問介護員 名越瑛輝さま (第117回生) 私は介護職(施設介護・訪問介護・居宅介護)3年目です。私がエンドオブライフ・ケア協会に出会ったのは、主に施設で利用者様と関わることについて自分の中でモヤモヤしていた、ちょうどそんな時期でした。 「はやくお迎えが来て欲しい」「はや
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コラム96:ディグニティセラピーを学んでいこうと思った理由 ~すべての人が、自分が自分で良かったと思えるように~
2022.11.30
会社員 久保田哲史さま (第118回生) 私がいま学び始めて思うことは、ディグニティセラピーの効果は年齢や健康状態に関係なくすべての人に置き換えることができるセラピーであるということです。 本来は人生の最終段階における人へのセラピーが中心だと思いますが、自分自身や身近
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コラム95:「Good enough」を届けたい
2022.10.25
奈良市内 在宅介護支援センター 介護支援専門員 小野文さま (第72回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、ELCファシリテーター、 折れない心を育てる いのちの授業レベル1認定講師) 私は長女としてこの世に生を受けました。亡き母は、沢山愛してくれていましたが、とても厳し
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コラム94:医師として治せなくても「わかってくれる人」に、私はなりたい
2022.09.26
医療法人清友会 清水医院 医師 宇田真記さま (第6回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、ELCファシリテーター、 折れない心を育てる いのちの授業レベル1認定講師) 出会い 14年ほど前、松山市医師会主催の講演会でのことです。医師として私の人生に大きな変化が訪れまし
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コラム93:スクールカウンセラーとして、わかってくれる人になりたい
2022.08.27
したらカウンセリングサービス 心理職 設楽友香さま (第78回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、ELCファシリテーター、 折れない心を育てる いのちの授業レベル1認定講師) 1冊の本との出会い 私は心理職、主にスクールカウンセラーをしています。保育園から小・
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コラム92:母の介護を通して学んだこと、気づいたこと
2022.07.21
琉球大学医学部 医学教育企画室 医師 名嘉地めぐみさま (第108回生) 私は内科医ですが、現在、母校の医学教育に関係する部署に勤めています。どういう仕事をしているのか、よく質問されます。医学科のカリキュラムの構築や医学科4-6年生が参加する臨床実習に関する教育に携わり、各診療科
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コラム91:ELC千葉船橋始動!最期は真心の輪の中で迎える-幸せを実感できる社会を創りたい
2022.06.28
NPO法人千葉・在宅ケア市民ネットワークピュア代表 藤田 敦子さま (第78回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター) 痛みと苦しみの中で迎えた家族の死 がん末期の家族が最期を迎えたのは、痛みの原因を調査するために検査入院した病院だった。手術後わず
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コラム90:いのちの授業を伝えることで私自身が教えられたこと
2022.06.28
ソーシャルワーカー 田中宏幸さま (ELC第65回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター、折れない心を育てる いのちの授業レベル1認定講師) エンドオブライフ・ケア協会との出会い 私が製薬会社の抗癌剤グループで勤務していたころ、その時代は癌に
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コラム89:ELCに出会って変わったこと・気が付いたこと
2022.05.29
公益社団法人地域医療振興協会市立大村市民病院 看護師 河野裕見子さま (ELC第102回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター、折れない心を育てる いのちの授業レベル1認定講師) 「苦しむ人の支えになりたい」 看護師を目指したとき、私はこの気持ちを
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コラム88:弱さを認め 強く生きる
2022.05.15
秋田県厚生連平鹿総合病院 看護師 小俣寛子さま (第107回生) 「強く、つよく 生きろ」 父は実直で厳しくも、いつもそばで私たちにたくさんの愛情を注いでくれました。 そんな父がこの言葉を残し急逝してから20年が経ちます。何もできなかった申し訳なさと、自分の無力さ
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コラム87:カムカムエブリバディ!仲間と学び続けて<いのちの授業>を全国に届けよう!
2022.04.27
クリニック外来受付/医療事務 渡辺敦子さま (ELC第27回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター、折れない心を育てる いのちの授業レベル1認定講師) 私は2019年12月に<折れない心を育てるいのちの授業 (以下「いのちの授業」という。)>認定
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コラム86:「いのちの授業」を伝えている自分自身がいやされていく理由
2022.03.29
コラム86:「いのちの授業」を伝えている自分自身がいやされていく理由 ハート介護サービス東住吉 所長 訪問介護士 津野采子さま (ELC第9回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター、折れない心を育てる いのちの授業レベル1認定講師) 私は「折れ
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コラム85:スキルアップは逃げになる?
2022.03.24
コラム85:スキルアップは逃げになる? 浅井東診療所 医師 大西規史さま (ELC第105回生) 私は昔から自分のことがあまり好きではありませんでした。 走るのも遅く、勉強も苦手。恵まれた家庭に生まれ、たくさんの愛情を受けて育ったにも関わらず、自分で自分のことを認めることが
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コラム84:PTA・いのちの授業コーディネーター・親としての三つの視点から取り組んだこと
2022.02.25
コラム84:PTA・いのちの授業コーディネーター・親としての三つの視点から取り組んだこと きいれ浜田クリニック 介護支援専門員 迫夏美さま (ELC鹿児島第1回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、 認定ELCファシリテーター) 私はこれまで、実際に悩む中学の娘と一緒に「折れ
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コラム83:死に向き合うこと
2022.01.25
コラム83:死に向き合うこと 医療法人協和会 リハビリテーション職 蛭子文弥さま (ELC第102回生) 「もう年だから。早く迎えにきてほしい。」 「これ以上しんどい思いをしながら生きていても仕方がない。」 病院で働いていると、しばしば耳にする言葉です。 このよ
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コラム82:チーム長崎として取り組んだこの1年半
2021.12.27
コラム82:チーム長崎として取り組んだこの1年半 佐世保市山澄地域包括支援センター 介護支援専門員 園田康訓さま (ELC長崎第1回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、 認定ELCファシリテーター、折れない心を育てる いのちの授業認定講師) 1. ELCとの出会い 私が
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コラム81:「いのちの授業」は〇〇の始まりです
2021.11.26
コラム81:「いのちの授業」は〇〇の始まりです 医療法人秀麗会 やまお訪問看護ステーション 看護師 中嶋順子さま ELC第21回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、 認定ELCファシリテーター、いのちの授業認定講師 「折れない心を育てる いのちの授業」は〇〇の始ま
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コラム80:種を撒き、実を結ぶ
2021.10.27
コラム80:種を撒き、実を結ぶ ソーシャルワーカー(社会福祉士 精神保健福祉士) 金杉泰子さま (ELC第100回生) 私は公立小学校、中学校、また公設私営の大学で児童・生徒・学生のためにソーシャルワークを行ってきた。元々心理職として教育現場で勤務していたのだが、私の力
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コラム79:優しい言葉と違和感の理由
2021.09.25
コラム79:優しい言葉と違和感の理由 奥田里絵さま (ELC第96回生) 「大丈夫だよ」 乳がんが見つかったと告げた時の夫の第一声。 「ありがたい言葉…のはず。 だけどなんで?何がどう大丈夫なのか教えてよ!って言いたい自分がいる。 でも…私のためを思って言ってく
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コラム78:家族介護者支援の視点の広がり:研修での気づきを実践へ
2021.08.25
コラム78:家族介護者支援の視点の広がり:研修での気づきを実践へ ケアマネジャー 渡邉光枝さま 私は普段は居宅支援事業所でケアマネージャーとして、 在宅生活の支援をさせていただいております。 昨年、エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座に、小グループでの演習のファシリテー
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コラム77:「OKプロジェクト」を共通言語に!!!
2021.07.28
コラム77:「OKプロジェクト」を共通言語に!!! 静岡県立静岡がんセンター 看護師 関口圭子さま お恥ずかしいながら、当時小学2年生の娘と私は、 本当に仲が悪かった。 小さい時から、なぜかすぐにぶつかり合う。 本当はとても愛おしい大切な存在なのに。 このぶつか
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コラム76:目的ではなく手段としての国際協力を
2021.06.21
コラム76:目的ではなく手段としての国際協力を 社会貢献メディア"COCOCOLOR EARTH"、横浜市立大学4年 須藤唯さま 今から22年前。僕は生まれた。 それから数年後、白血病になった。 もちろん、今の僕は一切の記憶がない。 小学生の時、母親から当時
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コラム75:パパとママからの手紙が私の支え~当たり前なんてことはない~
2021.05.21
コラム75:パパとママからの手紙が私の支え~当たり前なんてことはない~ 生駒市立生駒北小学校5年生 宮崎 響さま 私は先天的に靭帯がゆるい「ラーセン症候群」と言う病気で生まれてきました。すごく珍しい病気で、生まれてすぐ大阪の子ども専門の大きな病院に行ったのですが、そこでお医者
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コラム74:家族を大切に思い一生懸命介護するからこそ 虐待してしまうプロセスを断ち切りたい
2021.04.28
コラム74:家族を大切に思い一生懸命介護するからこそ 虐待してしまうプロセスを断ち切りたい ~家族による高齢者虐待を防止する活動を求めて~ 特定非営利活動法人となりのかいご 代表理事 川内 潤さま(エンドオブライフ・ケア協会会員) -コロナ禍で、介護を必要とする方とその家族のあ
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コラム73:いきかた〜生きかた・活きかた・逝きかた〜を支える地域であるために
2021.01.30
コラム73:いきかた〜生きかた・活きかた・逝きかた〜を支える地域であるために 医療法人慈孝会 七山診療所 所長 阿部智介さま (ELC第26回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士) あたりまえは、あたりまえではない。そのことに気がついた時には、あなたはすでに何かを失ったり、まわ
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コラム72:エンドオブライフ・ケア協会様へのプロボノ活動を通じて学んだこと
2020.12.24
コラム72:エンドオブライフ・ケア協会様へのプロボノ活動を通じて学んだこと 日立グループ企業プロボノプロジェクト“ちょこプロ”メンバー 横山 領さま、久我 知也さま、内田 英樹さま、岡崎 七美さま、鈴木 隆之さま ●日立グループ企業プロボノプロジェクトとは 日立グループでは、日
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コラム71:問いを立て、集い、共通の目的を持って共に動き出す
2020.10.23
コラム71:問いを立て、集い、共通の目的を持って共に動き出す 司法書士 福村雄一さま (ELC第72回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士) 私は、大阪市北区で司法書士の業務を行いながら、ELC東大阪の一員として活動しています。 ELC東大阪は、かわべクリックの川邉正和医師、川邉
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