エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座
講座概要
こちらをご参照ください。
実施概要
- 公開講座:175回(6,159名参加)
-
インハウス:37回(2,739名参加)
※上記に以下を含む:リピーター、eラーニング+集合研修受講者、ファシリテーター候補者枠。サポーターは含まず。
※その他、協会設立前のJSP講座として120名が受講。
参加者職種
■
看護師 4,334名
(46.2%)
■
介護支援専門員 1,120名
(12%)
■
介護職 855名
(9.1%)
■
医師 729名
(7.8%)
■
リハビリテーション職 418名
(4.5%)
■
ソーシャルワーカー 245名
(2.6%)
■
薬剤師 240名
(2.6%)
■
学生 232名
(2.5%)
■
経営者・管理者 157名
(1.7%)
■
相談員 147名
(1.6%)
■
ボランティア 146名
(1.6%)
■
教員 124名
(1.3%)
■
会社員 110名
(1.2%)
■
保健師 107名
(1.1%)
■
事務 105名
(1.1%)
■
心理職 89名
(0.9%)
■
管理栄養士 65名
(0.7%)
■
宗教師 46名
(0.5%)
■
歯科医師 32名
(0.3%)
■
鍼灸・マッサージ師 29名
(0.3%)
■
歯科衛生士 25名
(0.3%)
■
保育士 10名
(0.1%)
■
福祉用具 7名
(0.1%)
|
|
※1 介護職を選択した介護支援専門員を含む
※2 リハビリテーション職としてPT/OT/STを含む
※3 会員登録のない受講者(インハウスの一部参加者など)は職種不明のためグラフの人数に含まず
参加者登録住所(トップ10)
東京都 1,194名
神奈川県 1,102名
大阪府 789名
北海道 556名
愛知県 497名
福岡県 467名
千葉県 433名
埼玉県 309名
兵庫県 279名
福島県 277名
※ インハウス参加者のうち会員登録のない方は人数に含まず
参加者の感想
-
苦しむ患者さんから逃げたくない、と思っていても、理由をつけて向き合わない自分がいた。苦しみの信号を感じていながらキャッチできない自分がいた。多く(の人を)見送ったが常に後悔が残っていた。自分の弱さ無力さを知り、それでも患者さんから逃げない。その私の心を支えるために、自分の支えを知り、それを通じて困難に向き合う(ことを研修から学んだ)。
-
理解しよう、何かしてあげよう、というのはこちらの自己満足でしかないということを学びました。
-
本人にとって穏やかなことは残された家族や介護者にとってもそれで穏やかになれることに気づきました。
-
人生の最終段階に限らず、生きにくさを抱えた人、子供、全ての人に共通するものがエンドオブライフ・ケアの中に見えた。
-
私の職場は保育園ですが、心を閉ざした子どもや言葉に表せない子どもへの反復、沈黙、問いかけは、大変効果があると感じています。肯定感を持てる子ども、未来に希望を持って人生を歩んでいける子どもたちの心を育むことにも役立てていきたいと思いました。
詳しくは各回の開催レポートをご参照ください。
受講後の変化
- 受講前後のアンケートにて、「看取りに関わる苦手意識」に関する各項目が有意に改善。
- 実践者のコラム
-
日本医学教育学会「医学教育」第55巻第5号(2024年10月25日発行)
医学部低学年を対象とした病状回復が見通せない苦しさをもつ
患者とのコミュニケーション・ロールプレイ演習
ースピリチュアルケアの概念をプロフェッショナリズム教育へ転換する可能性ー
-
日本医療マネジメント学会(2017年7月7日、8日)ポスター発表
-エンドオブライフケア提供者のターミナルケア態度に関する対人援助研修の効果-
1. 対人援助研修受講にともなうターミナルケアへの態度とケア提供者の実務経験年数との関連、および受講前後のターミナルケア態度尺度の変化から研修の効果を検討。 ケア提供者の実務経験年数の長短に関わらず、研修の受講によってターミナルケア態度が向上した。これにより、一定の研修効果が認められた。
2. 対人援助研修受講者のターミナルケアへの態度の変化を、ターミナルケア態度尺度と、過去半年間に関わった看取り数を用いて明らかにし、研修の効果を検討。養成講座の前後では経験した看取り数によって、FATCOD Form B-Jの得点に違いはなく、 看取り経験の少ないものでも一定の研修の効果は認められた。 ケア提供者の実務経験年数の長短に関わらず、研修の受講によってターミナルケア態度が向上した。これにより、一定の研修効果が認められた。