【授業】鹿児島県奄美市・大島郡瀬戸内町:教育委員会主催「折れない心を育てる いのちの授業」(2020/2/4、5)

  • 開催レポート
  • いのちの授業

 2月4日(火)、瀬戸内町学校保健会、瀬戸内町教育委員会主催の場で、認定講師 徳田英弘さんによる「折れない心を育てる いのちの授業」が開催されました。学校教育を支える大人が対象です。瀬戸内町は子どもが少なくなって閉校も多いとのこと。90名ほどの教員やPTA保護者の方々熱心に受講されました。

 2月5日(水)、奄美市教育委員会主催の場で、認定講師 久保田千代美さんによる「折れない心を育てる いのちの授業」が開催されました。こちらは、小中学校の校長、養護教諭、PTAの方々、一般市民、約350名が参加(お申込みは500名)。4割以上の方がアンケートにお答えいただき、多くの方がそれぞれの学校でも行って欲しいとのご要望だったそうです。

 当日の様子はこちらからご覧ください(奄美新聞に掲載)。

 来年度に向けて学校と連携しながら、今後の展開を進めていかれることを、応援しております。

 

■ 参加者からのコメント :

1. 大島郡瀬戸内町

  • ・人との接し方を学んだ。仕事で以前、「死にたい」と言っていた人に「そんなこと言わんよ~長生きせんば~」と対応したことに後悔を感じ、話を聴くことをこれからやっていきたい
  • ・教員として、保護者として子どもとの関わり方について見つめなおすきっかけになった
  • ・上の子どもの不登校の事に重ねて考えることができた
  • ・大切な「支え」に気づくことができた。これでいいんだよと認めてくれる人とのつながりを大切に自分自身もそのような存在になりたい
  • ・自分を大切にするよい機会だと思う。友だちを支える、支えてもらえるようになれる。苦しんでいる人がいたら話を聴いてくれる子どもになってほしい。また、話を聴ける親になりたい。
  • ・「いのちの授業」と大きい感じがしたが、実際には子どもたちが身近にいるともだちや家族が支えあって生きるというわかりやすい内容だった。ワークシートを使って具体的でかんがえさせられた。

2. 奄美市

  • ・苦しんでいる人にどんな風に声かけしたらよいか、とまどっていた自分がいたので勉強になった
  • ・ついつい、我が子に良かれと思って口うるさくなってしまい、子どもの言いたいことを言い出せずにいたと思うので反復してなんでも言える関係を再構築したいです
  • ・授業を提供する側として、「苦しみ」による学びがあることに今さらながら気がつきました
  • ・長期にわたって学校に来られない子どもがいるので、改めて、関わり方を考えるきっかけになった。
  • ・子どもの支えになれる母でありたいと改めて思った
  • ・相談をうけることも多いですが、受容、共感できているのかと不安でした。「わかってくれた」と思ったときの反応を知ることが今日の一番の学びでした
  • ・同僚や保護者に紹介したいし、こどもたちにも伝えたい。
  • ・子どもの話を聞くとき、沈黙が多く「これでいいのか」と思っていましたが、ホッとした。余計なアドバイスなどしないテクニックを身に着けたい
  • ・事例を通してわかりやすい。反復はとてもわかりやすく早速使ってみようと思った。
  • ・DVDがわかりやすかった。苦しみのときに気づくことがあるのですね。
  • ・夫にも聞かせたい内容。夫婦のコミュニケーションにも必要と思った。子どもの気持をキャッチできるように活かしてゆきたい
  • ・事例が子どもを対象にしているのでわかりやすい。普段、かんがえたことのなかった「苦しみ」それが「解決できるもの」「解決できないもの」わけることができてすっきりした。「苦しみ」があっても「支え」を見つけることができれば解消してゆくことがわかった
  • ・子どもが悩んだり、落ち込んだり、自信を無くしたりしたとき、子どもの話を聞いて共感して支えになれればと思う、反復と「だね」声をかけてあげたい。
  • ・孫を預かっているのですが、先生のことを愚痴るときにそうだなとも言えず、先生の悪口も言いたくないので、○○だからじゃない?というとわかってもらえなかったと感じて話が続かない。反復してあげたらよかったと思う。もっと早くこの授業を受けたかった。今日から学んだことを実践したいです。
  • ・私のこどもは気持ちのコントロールが上手くできないのか、学校でトラブルが多い時期があった。そんな時、「死にたい」とよく言っていました。担任の先生にもたくさん協力していただき、いまではその言葉を出さなくなった。本人が一番苦しんでいたのだろうと思う。もっと早くお話を聞きたかった。早速、子どもとの会話で取り入れてゆきたいです。
  • ・現在、中3の娘が学校に行くことができずにいて、SSWの先生との面接も何度も受けていましたが・・・今日の話をきくことができ、私自身、間違ったことをしていたと気づくことができました。
  • ・苦しいことに気づく、苦しんでいる人に気づく、これからの社会にでる子どもたちに感じてもらえることができたらよいと思う。自分を大切にする気持ちが芽生えてくれると嬉しい。
  • ・子どもとのコミュニケーション能力が高まると思う。生きていく上で大事なことを知ることができる
  • ・自分を認めることで自分を大切にできること、自分を認めてくれる誰かに気づくことができると思った。
  • ・相手を思いやる心、自分を大切にして苦しいときにSOSをだすことを学べる
  • ・密かに悩んでいる生徒にとっては、一斉に授業を受けることで救われると思う。学校全体も優しくなりそう。
  • ・相手の気持がなかなか伝わらない場面も多くみます。繰り返し学ぶこと(テクニックも含めて)が大切だと思うので、いのちの授業を実践してゆきたい。
  • ・自分を知ることの大切さも感じた。そのことが相手を支える基本となると思う。子どもたちに・「いのちの授業」は色々と気づかせてくれる「生き方」の授業である

 

 

<折れない心を育てる いのちの授業プロジェクト>
https://endoflifecare.or.jp/okproject/

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