2000年から小中高校を中心に行ってきた「ホスピスから学ぶいのちの授業」をコアコンテンツとして、子どもから高齢者まで、誰もが学び続けることができるよう、オープンなプラットフォームを創っていきたいと考えています。今回のイベントでは、「いのちの授業」のデモに参加いただき、これを「誰に」「誰が」「どのように」届けていくかを参加者のみなさんと一緒に考えたいと思います。
※下記イベントは満席となりました。お申込ありがとうございました。
●日時:6月11日(月)19:00 - 21:00
●場所:NTTドコモ・ベンチャーズ ラウンジ(港区六本木)
●対象:子どもからお年寄りまでこのテーマを地域で考えていくことに興味のあるすべての人(教育関係者、民生委員、保護司、町内会、消防団、スポーツチーム、保護者会、障害者支援団体、医療・介護・福祉関係、地域ボランティア、NPO、活動家など)
●申込:https://peatix.com/event/386748
※入館の関係で事前のお申込をお願いします。Peatixアカウントをお持ちでない場合、はじめにアカウント作成が必要となります。
<概要>
米国や中国など諸外国と比べて、日本の青少年の自己肯定感は著しく低いと言われています。「あなたは自分のことが好きですか?」と問われて、多くの日本の青少年はいいえと答えるそうです。この自己肯定感に関する課題は青少年に限ったことではありません。
自己肯定感の低さが、いじめや不登校などの問題を招くだけではなく、大人になってからチャレンジ精神が持てず挫折しやすくなるとも言われています。自己肯定感に関する課題は青少年に限ったことではなく、中高年、そして人生の最終段階においても続いていきます。
自分を否定しない。自己肯定感の根底には、よいところも悪いところもすべて自分であると認め受け入れる自尊感情の存在があります。うまくいった、役に立った、よくできました、と褒めて伸ばす。その一方で、うまくいかない、役に立てない、そんな自分を認め、受け入れる。うまくいかない事実に向き合い、学び、次に活かしていく。困難がありながらもなお折れずに生きていく力、「レジリエンス」こそが、これからの時代に、子どもから大人まで、みなが生涯学び続けるテーマではないでしょうか。
ご参加のみなさまからもアイデアをいただきながら、みなさんと一緒にこのプロジェクトをつくっていきたく考えております。ご関心のある方はぜひお越しください。
© End-of-Life Care Association of Japan