【授業】四日市市県学童保育所 いのちの授業(2019/7/26)

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  • いのちの授業

 2019年7月26日(金)、台風上陸直前の蒸し暑い日の午後、四日市市にある県(あがた)学童保育所に通う小学校1年生から6年生48名を対象に、「折れない心を育てる いのちの授業」を実施しました。

 小学校高学年を主な対象としながらも、高学年の児童が低学年の児童とペアを組み、演習のサポートをしてもらいながら、いつもよりゆったりと進めていきました。ペアを組むだけでも紆余曲折ありましたが、お子さんたちをガイダンスしながらも主体性を発揮するのを温かく見守る指導員さんのペースをお待ちしました。

 待つこと30分。そして始まった授業では、冒頭から問いかけに対し、元気な声が返ってきます。つらいことがあっても、これがあるからうれしい、がんばれる、という、自分自身の支えについては、年齢問わず、それぞれ大切だと思うものを答えてくれました。

 つらそうにしているお友だちがいるときに、自分にもできること、お話を聴くことについては、他者との関係性の捉えかたが、発達段階に応じて違いがあったことと思いますが、聴き方ひとつでうれしくもかなしくもなることは、感覚的に伝わっていたように感じました。

 そして、自分が誰からも必要とされない苦しみについて・・・。たとえ自分を「よくできました」と認めることができなくても、自分のことをそのままでいいよと言ってくれる誰か(何か)との繋がりを通して、自分のことを「これでよい」と思えることの尊さ・・・自尊感情・自己肯定感については、低学年の児童には、概念として難しかったかもしれませんが、全体のなかで一番真剣な表情で聴いてくれていたのがこの部分でした。頭では理解することが難しかったとしても、何か大切なことを感じ取ってくれたのではないかと思いますし、いつかつらくなったときに、今回聞いたことを、少しでも思い出してくれたらと願っています。

 ご縁を繋いでくださった認定ELCファシリテーターの鈴木裕美さん、当日サポートしてくださった、同じく岡さん、中嶋さん、善西寺・矢田俊量住職、駒田先生、そして県学童保育所の指導員のみなさま、会場をお貸しくださった県小学校の先生方、ありがとうございました。

 

 

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