2019年10月4日(金)と11日(金)の2回にわたり、愛媛県松山市にて、「折れない心を育てる いのちの授業」がありました。ELC愛媛の認定ELCファシリテーターでレベル1認定講師の宇田真記先生からの実施報告です。
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令和元年10月4日と10月11日の2回に分けて〝折れない心を育てる いのちの授業”を開催しました。
8月に講義を受け、模擬授業からと計画しましたが、急遽、千田さんと担当チューターの親泊さんにオンラインで模擬授業を評価していただけることになりました。お二人ともお忙しい中、お時間を頂き丁寧にご指導頂きありがたかったです。
模擬授業のつもりが初めてのLevel1講師としての授業になりました。
1回目はステップ1
2回目はステップ2.3
場所:放課後児童クラブ 4Sキッズにて
対象:小学生1年から6年
実際に参加した子供達は
1年生 5名
2年生 9名
3年生 10名
4年生 2名
5年生 2名
合計28人
低学年が多い構成でしたので、1年生は一番前に来てもらい、理解できているか様子を見ながら授業をしました。
模擬授業の時にアドバイス頂いたことが本当にその通りでした。子供達と言葉のキャッチボールをしながら、こちらが子供達のパワーに負けないように進めることの大変さを感じました。
子供達の生の声に耳を傾けながら
子供達を受け身にさせないように
正直、1年生には難しいかと思いましたが、1年生なりの心で、自分の支えに気づいてくれたり、「お友達に嫌なことしてしまったんよ。やったらいかん!ってわかっとんのに」と告白してくれたり。
児童クラブの先生からは、教師の立場からプロとしてのアドバイスも頂きました。
普段から、校外学習レポートや、ワーク作業に慣れている子供達でしたので、授業の振り返りではこちらが指示しなくても反復してくれたり、ワークシートは積極的に取り組んでくれました。
実は不登校になりかけている子供が参加者に居ますと聞いていましたが、その子もずっと真剣に授業を聴いてくれました。
まずは、初めてのいのちの授業が無事終わって、感謝の気持ちでいっぱいです。
大人も子供も同じかもしれませんが、生の声を聴きながら伝えることの難しさを改めて感じました。
穏やか、苦しみ、解決できるか?
低学年には難しい単語かと思いましたが、「穏やかはあったかくなることです」と自分の言葉で表現してくれる子もいたり、アンケートに「たいせつなものが、わかりました」と書いてくれた1年生もいました。ワークに困ってる子がいたら、上級生がサポートしてくれたのも助かりました。
本当に、こちらも初めての一歩なので、経験を大切に頑張りたいと思いました。
<折れない心を育てる いのちの授業プロジェクト>
https://endoflifecare.or.jp/okproject/
※写真は掲載許可をいただいております。
© End-of-Life Care Association of Japan