虎ノ門ヒルズで毎週木曜日に開催されている、Venture Café TokyoによるThursday Gathering。2回にわたり、業務執行理事・千田がイベント登壇の機会をいただきました。
◆2020年5月21日(木)
JWLI Presents - COVID19がもたらす変化と処方箋
現在新型コロナの影響により、世界は「新しい日常」を迎えるとしばしば議論がされており、それと同時に多くの人が自身の働き方やリーダーシップのあり方の変化を予感しています。では、その変化とはどのようなもので、我々は来たるべき変化に備えて、今何をすべきなのでしょうか?
シグマクシス 常務執行役員 柴沼俊一氏とバブソン大学准教授 山川恭弘氏によるファシリテーションのもと、JWLI(※)卒業生で社会事業を営む3名の登壇者が、それぞれの立場からお話させていただきました。社会全体が困難に遭遇するとき、社会的弱者への影響は大きい一方で、その支援に取り組むNPOのリーダーシップの重要性、そして、団体や業界を超えて、エコシステムとして協力しあう可能性についても触れました。
<登壇者>
・千田恵子:一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会 業務執行理事
・杉浦加菜子さん:じょさんしonline 代表
・門間尚子さん:せんだいこども食堂 共同代表
◆2020年5月28日(木)
第3回リーダーズ from JWLI ウィズ・コロナ~非日常の常態化した社会におけるウェルビーイング~
「リーダーズ from JWLI」は毎月1回、JWLIが提供する3つのプログラムの卒業生を中心に、新しい価値を生み出し、日本社会に変革をもたらす女性リーダーたちが登壇するプログラムシリーズです。
第3回では、4人の登壇者がそれぞれの視点から見る、非日常が常態化したアフター/ウィズ・コロナの時代における「ウェルビーイング」を定義し、これからのウェルビーイングの在り方をディスカッションしました。
世界保健機関(WHO)憲章の草案から、「病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」という意味で使われることも多いこの「ウェルビーイング」という言葉を、以下それぞれの立場から、活動紹介を通して語り合う機会としました。
<登壇者>
・会社で働く人の視点
(JWLI Bootcamp卒業生・伊藤佐和さん/ヤンセンファーマ株式会社(ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ))
・仏教の視点
(JWLI Boston卒業生・松﨑香織さん/一般社団法人未来の住職塾理事)
・人生の不条理に関わる人とコミュニティづくりの視点
(JWLI Boston卒業生・千田恵子/一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会業務執行理事)
・私たちが共に在る社会づくりの視点
(JWLI Boston卒業生・小澤いぶきさん/認定NPO法人PIECES代表理事、Co-Founder)
【JWLI:Japanese Women’s Leadership Initiative とは】(HPより)
2006 年に米国ボストンにて設立しました。 2017年にChampion of Change Japan Award (CCJA - チャンピオン・オブ・チェンジ 日本大賞)、2019年6月にJWLI Bootcampを開始し、これら3つ のプログラムの参加者は100名近くになります。このJWLIコミュ ニティーはプログラム参加者以外にも、NPO・社会起業家、企 業、政府・行政、大学・研究機関など様々な分野のステークホル ダーも参画し大きな広がりを見せています。 JWLIは今、女性リーダーによる社会変革とイノベーションを 加速させることにより、このコミュニティーをエコシステムへと 発展させています。このエコシステムが目指すビジョンは、女性 が活躍する社会を創造し、ソーシャルセクターを政府や企業に 匹敵する第3のセクターに成長させることです。このエコシステム は、人権を尊重し、誰もが平等で暮らしやすい社会を目指して います。
© End-of-Life Care Association of Japan