【開催報告】つながりの先にあるもの (JAMMIN×ELC Collaboration Week:Day3)

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<キャンペーン3日目>
 
 今週10/18-24は、京都発チャリティー専門ファッションブランドJAMMINさんとのコラボキャンペーン第2弾を実施しており、連動企画として毎晩イベントを開催しております。
https://jammin.co.jp/charity_list/211018-endoflifecare/ 

 本日は、キャンペーンの仕掛け人である、JAMMIN合同会社の創業者、西田さんをゲストにお迎えして、これまで、380テーマの社会課題に取り組む団体とコラボして見えてきたことや、西田さんが活動を始めたきっかけ、毎週毎週、走り続けられる理由として支えの存在、そして、これからやってみたいことを伺いました。

 西田さんは学生時代、途上国の水問題に触れて、「何かできることがある」と実感したことから、自分にできることをと、大手の開発コンサルタント会社を経て独立。まずは様々な課題解決に取り組むNPOを応援する活動を始めようと考えたそうです。

 ファッションを通じて楽しく・・・しかし、もともとアパレル未経験からの挑戦。製造自体も手探りのなか、最初の3年間は事業として成り立たせるのも難しく、実績がなければ寄付も受け取ってもらえない(コラボを断られる)という悔しい想いをされてきたそうです。

 実績を積みながら、日々ニュースなどでキャッチする社会問題をもとに、その解決に取り組む団体さんを探し、コラボを提案してこられたというJAMMINさん。そのような中で、エンドオブライフ・ケア協会もご縁をいただくことになりました。

「苦しみを言語化してくださったり、インタビューをさせていただいて腑に落ちた」とのこと。様々なとがった活動をしている団体さんはそれぞれ領域は異なりますが、もしかすると、根っこの部分、苦しみを抱えた誰かに気づき、困難な中でも関わり続ける力は共通するのかもしれず、まさに今回のキャンペーンのテーマ、Shared words, Shared growth に通じるものを感じました。

「社会問題に取り組もうと思う時点で、変なんですよね。ボランティアに近い活動(になりがち)」「(自分は、よい、と)感じたことをやっているだけ。それは、誰かに言われてやっているわけではない。」「毎週大変だけど頑張れるのはそういう変な人たちと会えるから。」

 参加者のみなさんが大きく頷きました。

 最後に、西田さんの今後の抱負を伺いました。

「アパレル素人が集まってやっていますが、その根っこにあるのは、もっとチャリティを身近にしたいという思い。社会問題はネガティブに思われたり、取り組んでいる人は偽善じゃないのと思われる風潮があるけれど、ポジティブだったり、楽しかったり。普通にファッションとしてカッコよかったり。仕事だけではない、やりがいを持てるということを、何かのきっかけで知る。僕たちはいまアパレルと記事でそれをやっていますが、アパレルだけではなく、飲食、スポーツなど、日々の暮らしの中に、社会を考えたり、社会のためになる、そういうちょっとした活動に参加できるきっかけを提供できたらと思います。何より楽しみます。」

 JAMMINさんのTシャツは、改良を重ね、現在はインドのオーガニックコットンを使用、国内で生地を編み、縫製し、プリントから発送まで丁寧に手掛けていらっしゃいます。前回よりさらに着心地がよくなりました。ぜひ、オンラインショップを覗いてみてください。
https://jammin.co.jp/
 

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