~苦しみから学ぶ文化をつくる~ 「折れない心を育てるいのちの授業」を全国で実施へ

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「折れない心を育てるいのちの授業」を全国で実施へ:模擬授業のご案内
◆日時:2019年8月11日(日)10時~17時  
◆場所:ウィリング横浜 横浜市港南区(上大岡)


 一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会(東京都港区 代表理事:小澤 竹俊、以下ELC)は、人生の「最終段階(終末期):エンドオブライフ」を迎えた人やその家族が、死を前にして解決困難な苦しみを抱えていたとしても、最期まで穏やかに生きることを支える援助者を育成しています。2015年からホスピス・緩和ケアで培ってきた対人援助の手法に基づき、特に人生の最終段階を迎えた人やその家族を支える医療・介護従事者、または非医療従事者が自信をもって支援にあたれるよう「エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座」を実施しています。)

 ELCでは、代表理事・小澤竹俊が2000年から学校を中心に、「折れない心を育てるいのちの授業」プログラムをお伝えしてきました。その本質は、「自分が誰からも必要とされない苦しみ」を抱えていた人が、自分を認めてくれる誰かの存在に気づき、行動することで、やがて自分も人に優しくなれるよう変わって行く。ホスピスで培われた対人援助のアプローチそのものであり、様々な理由から自分のことを認められず苦しむ子どもたちにも必要とされるテーマです。今後、一部の地域、一部の講師だけが伝えられるものではなく、様々な立場の人が自分の地域で伝えられるようにと、カリキュラムを強化し、全国的に展開することになりました。そこで、この活動の担い手となってくれるメンバー(上記の援助者養成基礎講座の修了者を含め、このテーマに関心のある様々な方)を対象とした初めての講習会を2019年8月11日10時からウィリング横浜(横浜市港南区)にて行います。この講習会は、今後全国各地で展開する「いのちの授業」と同じような形式で行う「模擬授業」を含みますので、「いのちの授業」がどのようなものなのか理解する助けとなると思います。報道関係者の皆様には、是非この講習会を取材いただければ幸いです。

【いのちの授業について】
 ELCではこれまでも、依頼ベースで「いのちの授業」を開講してまいりました。ELCの実施する「いのちの授業」は、決して平坦ではない人生の過程で個人が様々な苦しみを抱えたとき、具体的な行動として何ができるか、それぞれの立場で感じ・考える授業です。例えば、「いのちの授業」は対象を選ばず、また様々な教科・時間を利用して学校でも実施しています。 学校での授業は、いじめ対策、自殺予防を目的として、教員や保護者のみなさまにもご参加いただいています。また、授業の内容をアレンジして、働き盛りの人が直面する家族の介護にとどのように向き合い、仕事とのバランスをとっていくのかなど、個人や企業を支援する授業も実施しています。

【8月11日の取材スケジュール】

時 間

内 容

10:00~10:30

イントロ

10:30~12:00

いのちの授業デモ(小学生向けバージョン)

講師:千田 恵子 (一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会業務執行理事)

12:00~12:30

補足(中学生Ver、がん教育など)

講師:小澤 竹俊 (一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会代表理事、

在宅緩和ケア医、めぐみ在宅クリニック院長)

12:30~12:45

Q&A

12:45~13:30

昼食  ※この時間を利用して、小澤とのインタビュー時間を設けています。

13:30~14:00

副島賢和氏のセッション

昭和大学大学院保健医療学研究科 准教授 さいかち学級担当)

14:00~17:00

ワークショップ

 

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