【イベント】なぜ音楽は人を癒す力を持つのか?(柴田 萌さん)第197回ユニバーサル・ホスピスマインド(2024年1月16日)

  • 開催レポート

 2024年1月16日(火)、毎月第三火曜日開催のオンラインイベント「ユニバーサル・ホスピスマインドをもとに最強のチームを作ろう」を開催しました。

 今月は、高齢者施設やご家庭を定期的に訪問し、参加型の音楽プログラムによる場づくりの活動をされている株式会社リリムジカの柴田 萌さんをゲストにお迎えしました。
 あなたにとって音楽とは何か、音楽と人との関わりを考えました。

 

 終了後にいただきましたお声です。

 

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・音楽はそれ自体が私のことをわかってくれたと思う時もありますが、その曲でともに感動した人も私のことをわかってくれた気がするなと思いました。

 

・2つの問いからの発展した対話から、音楽には様々な効果があることがわかりました。最後にお話しいただいた養護施設でのボランティアのお話は、特に心が動きました。

 

・”音楽”というテーマが一瞬どう繋がるのか・・と思いましたが、暮らし・豊かさ・そして穏やかさ・・・音楽の存在や力がいかに私たちにとって大きい物であるかを考える機会になりました。それは目の前の利用者様方も同じなのだろうと思いを馳せることが出来ました。

 

・柴田さんが「療法」ではなく「場づくり」にされた理由や、音楽を通して「穏やかさ」にアプローチされている活動、本当に素晴らしいなと感じました。どんな方法であっても、誰かを笑顔にするために精一杯心を尽くしておられる方の表情や言葉は、心に心地よく温かい気持ちになれることを感じました。

 

・「揺り籠から墓場まで」音楽は身近である、という話をグループでしました。

 

・全体共有のお話の中にあった、音楽は人の身体の仕組みに近い、生きていることが音楽というお話と、音楽は選べるというお話に納得しました。

 

・八代亜紀さんの相手が思いをのせられる余白を残して歌うのがプロの歌手と言う話で、受け手が感じ方は決めるという話しに、ケアも同じだと共感した。

 

・音楽を聴く相手の気持ちを乗せられるガラスの器になろうと思いました。それは音楽だけではなく、相談援助の仕事にも言えることだと思いました。

 

・今回のように、体験談や自分の思いを語りやすい身近なテーマから、ユニバーサル・ホスピスマインドに話題を広げていくことが必要だと思います。

 

・音楽はコミュニケーションにもなるということがとても印象的だった。音楽からその人の人生が分かったり振り返ったりでき、ディグニティセラピーにもなると思った。
 

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 柴田 萌さんとの対談映像はこちらからご視聴ください。

 

■柴田 萌(しばた もえ)

2008年4月株式会社リリムジカを設立。ミュージックファシリテーター(音楽の場づくりを行う専門家、以下FT)が高齢者施設やご家庭を定期的に訪問し、参加型の音楽プログラムを実施。参加者との語らいを大切にしながら、歌や体操、小物楽器を使った合奏などを楽しむ場づくりを行う。現在34名のFTが所属し、180か所以上の施設と契約している。コロナ禍を経て、訪問プログラム以外にも、オンラインプログラムや高齢者向けの一緒に歌えるDVD「リリム時間 ー懐かしの歌 想い出とともにー」の制作・販売に取り組んでいる。


毎月第3火曜日のイベント、次回は以下となります。
初めての方も、ご参加をお待ちしております。

 

●ユニバーサル・ホスピスマインドをもとに最強のチームを作ろう:
 第198回:
・日時:2024年2月20日(火)19:00-21:00
・申込:こちら

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#エンドオブライフ・ケア
#ユニバーサルホスピスマインド

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