【プログラム紹介】ユニバーサル・ホスピスマインドをもとに最強のチームを作ろう

  • コンパッション

 

このイベントシリーズについて

 このイベントシリーズは、同じ業界やあえて異なる領域で活動する方々との対談からユニバーサル・ホスピスマインドの本質に迫り、テーマから問いを立て、小グループで対話する機会です。


 参加者は、特別な知識や経験を求められるものではなく、他者の話を聴いたり、感じたことを言葉にしていくことで、自分にとっての意味を見つけ、自分ごとにしていくことを意図しています。

 

 代表理事・小澤竹俊が院長を務める めぐみ在宅クリニックでは、2007年4月以来、毎月第3火曜日夜に「地域緩和ケア研究会」として、地域の対人援助職のみなさまと、集い・学ぶ場を開催してきました。コロナ禍を機に、オンラインで全国の有志の皆さまと学び・つながる場として発展させていくことが大切であると考え、エンドオブライフ・ケア協会と合同にて継続開催しております。

 

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、それまでの仕事や生活環境が様変わりし、感染に対する恐れや先行きの不透明さに対する不安、物理的な繋がりを失った孤独感や無力感、身体的な不調を含めて、さまざまな苦しみを抱えた人は増え続けています。一方で、このような困難な状況の中で、苦しむ人の力になりたい人は必ず現れます。その志を持った人達が、地域や職種を越えて学び、繋がれる場の1つを提供したいと企画しました。

 

 苦しみは、大きく2つに分けて考えることができます。解決ができる苦しみと、解決が難しい苦しみです。さまざまな技術の発達で、従来の苦しみのいくつかは、解決できる時代となりました。通信技術の発達や医学の発達などで、離れた場所でも、適切な情報を届け、必要な課題解決が行うことができます。一方で、どれほど技術が発達しても解決が難しい苦しみがあります。

 

 その典型例が、人生の最終段階において、今までできていた1つひとつができなくなっていく苦しみです。

 

「家族に迷惑をかけたくない」
「なぜこんな身体になってしまったのだろう」
「早くお迎えが来ないかな」
「誰にも私の気持ち、わかってもらえない」

 

 これらの苦しみに対して、苦しみの原因をいくらわかりやすく説明しても、穏やかに過ごすことはできません。励ましもなぐさめも、まったく通じない絶望の中で、ではどのような関わりができるのでしょう?

 

 ホスピス・緩和ケアで学んで来たこと。それは、苦しんでいる人は自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しいという原点です。どんな人が、苦しんでいる人からみて、わかってくれる人になれるのでしょう。それは、説明ではなく、励ましでもなく、聴いてくれる人です。その聴き方にも工夫が必要です。マイナスの気持ち(上記の苦しみ)の言葉を聴くことは容易ではないからです。

 

 苦しむ人が目の前にいたならば、少しでも力になりたいと思う人に、どのように関わるとよいか、ホスピス・緩和ケアで培われてきた関わり方は、参考になると思います。

 

 エンドオブライフ・ケア協会では、これらの知見をもとに、解決が難しい苦しみを抱えた人に対する関わり方について、専門家にしかわからない難しい言葉ではなく、関わる誰もがわかる言葉で、そして、翌日から活用できるような、すぐに使える真似しやすい内容を、実践的なワークを通してお伝えしてきました。

 

 苦しむ人の力になりたい人が集うなか、短い話題提供を踏まえて問いからお互い学び合い、エンパワメントし合える場を、一緒につくっていきませんか。

 

過去のゲスト

イベントのゲストにお越しくださったみなさまとの対談は、録画のうえYouTubeチャンネルにてご紹介しております(一部、収録のみ)。

 

ユニバーサル・ホスピスマインドチャンネル

 

参加者の声

・同じ理念で話し合うワークショップは身になり、とても勉強になります。もっといろいろな方と話し合う機会があったらいいです。

 

・毎月の最強チームのイベントは自分の心を整える場、新しい気付きや出逢いの場、自分自身を振り返る場として大切な時間となっています。

 

・現場で患者さんに問いかけることを、自身のことして考えた時に、すぐに答えられない、または聞いてもらう人は選びたいと感じた。それは、これを自分が聞いた人もそう感じるかもしれないと改めて気づくことができた。またグループの方々の問いの答えを聞いていると、その方の大切にしているものをしっかりお聞きすることで、支援に繋がれる糸口が見つかりやすいと感じた。

 

・職種は違いますが、誰かの笑顔を願う心は共通しており、温かいものを感じました。私もいのちの授業や音楽活動を愚直に続けていますが、ふと「私がいなくなったらこの活動は消えてしまうのでは?」という無力感に襲われることがありました。しかし、今日のお話、対話を通して私にもまだできることがあるのではないかと勇気をいただきました。 

 

・若い方の参加が増えたように思えて、ますます活気に溢れているなあ!と感じました。

 

・自身が携わる分野の高齢化社会の問題には目にいくが、他分野にも高齢化社会問題があるのだなと改めて思った。各分野が持つ、高齢化社会の問題を様々な分野で話しすることが大事だなと思った。そうすることで、様々な目線から解決の糸口が見えてくるのかなと思った。

 

・日本でも、ボランティアシステムや、ボランティア活動に意味と価値をもっと見出して行きたいし、実現したいと考えています。そのために、ボランティアの人材教育にも、ユニバーサル・ホスピスマインドの考え方が有効だと感じています。もう一つは、だれもが、近くの誰かを気軽に助けていいし、助けられていいんだという意識、地球家族的な意識を、子ども世代から教育していくことかなとも思います。私のように専門職でなくても、このような場に居れて頂けて、お話を聴いたり、話したりできることは、素晴らしいと思います。

 

・アクションを起こせる人はほんの一握りですが、これからも、そういう方のお話をお聴きして、自分も前に進んでいきたいです。

 

・お一人お一人、置かれた環境の中で見出した問題を真剣に見つめ、新たに解決法を探ったり目標を見つけていらした。とても素晴らしいと思った。。ほんの少しお話できただけでも仲間になった思いがして、とても心強く嬉しく感じた。

 

・初めてお話しする方でもホスピスマインドを持っておられて、有意義な時間を過ごせました。

 

お申し込み

 毎月第3火曜日19:00~21:00にオンラインにて開催しております。こちらから、各日程ごとのページへお進みください。

 

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