ACP(Advance Care Planning)の普及とともに、自宅や介護施設での看取りが増えてきました。いよいよお迎えが近くなると、本人との会話は難しくなっていきます。
たとえ、本人と会話をすることが難しくても、本人も家族も穏やかになれる対話の方法があります。それは、医療を専門としない介護職や、事務職の方も、本人の尊厳を意識して関わることができる援助のひとつです。
救急搬送しないこと、延命治療を行わないことなどを決めたあと、意思疎通が難しい本人との関わり方にとまどう方が、どのように声をかけ、対話を進めると、本人と家族が穏やかになれるのでしょう。実践を通して、学んでみませんか。
1.看取り期の特徴と援助のゴール
2.ユニバーサル・ホスピスマインド概論
3.ディグニティセラピー概論
4.【演習】1対1の対応(本人と会話ができないとき)
5.これからの学び方
・利用者の元気な頃の様子や、生き生きされていたころ等が思い出されて、自分自身が、とても穏やかになり、相手の職員の方も穏やかな様子であることが分かるようになれた気がします。なにより、利用者の方はもちろん、家族様との日頃の関係性が、穏やかであることも大事であると思います。
・今だに悲しくきもちの整理ができていませんでしたが、聴いてもらうことで改めて患者さんの素敵なところや私に伝えたかったこと、学んだことを整理することができた。
・亡くなる高齢者のご家族に、亡くなりゆくご本人に、こんな温かい思いをしながら一緒にお見送りしたいと思いました。残されるご家族のグリーフケアにも繋がると感じました。
・まだ元気な親を対象者にしましたが、親に対する感謝の想いを生きているうちに考えさせてもらえました。
・過去があり現在があり、そして未来がある。家族と共に、利用者さんの過去を振り返りながら、利用者さんの未来を見ていくことが出来ると思った。
・2024年6月16日(日)13:30~16:30(東京・鹿児島・長崎)
・2024年9月8日(日)13:30~16:30(東京)
・2024年11月30日(土)13:30~16:30(東京)
・2025年1月26日(日)13:30~16:30(東京)
不定期で、各地の会場にて開催しております。こちらから、各日程ごとのページへお進みください。サテライト会場設置をご希望の方は、お問い合わせください。
© End-of-Life Care Association of Japan