なぜ人は、大切な人を失うと悲しくなるのでしょう。悲しみのなかにある人は、これからも笑顔を取り戻すことなどできないのでしょうか。このような問いを持つ人は少なくありません。避けることのできない大切な人との別れや悲しみとどのように関わり続けることができるのか、ホスピス・緩和ケアで培ってきた対人援助の視点から考えます。自分自身のことや、悲しみとともにある誰かと関わるときのヒントとして、このテーマに関心のある皆様のお越しをお待ちしております。
※当日は、ご自身のことを振り返るミニワークがあります。 無理に話さずに、聴くだけも歓迎です。どこまで話すかはご自身が心地よい範囲でお願いします。話をしていくうちに気持ちが揺れ動くことがあります。その気持ちの揺らぎを尊重します。悲しいときに無理に明るく話したり、他の人の話を聴いて励ますことがないように留意下さい。涙も沈黙も歓迎します。ここで聴いた個人的な話は、ここだけの話とします。これらの約束を心に留めてご参加をお願いいたします。
・先生からの一方通行の講義ではなく、参加者さんとの対話から学ぶというかたちなので、3回のグループ内でのお話から、テキストからでは学べない生きたケアのあり方がわかりました。
・時には悲しみの感情に寄り添っていただいたり、時には笑いがあったりと、先に逝った誰かの話をすることは苦しいことばかりではないと感じられた。
・悲しみしかないのかなと思っていたので(有意義だった)
・語ることで亡くしたものとの繋がりを再構築し、穏やかになれるのだな、と実感しました。
・このワークはオンラインで完全個室となるブレイクアウトルームがあることがありがたいなと思いました。
・皆様のとても大切なお話を聞くことができ、自分自身が支えられていることを感じられました。
不定期で、オンラインにて開催しております。こちらから、各日程ごとのページへお進みください。サテライト会場設置(講師はオンライン、参加者は対面)をご希望の方は、お問い合わせください。
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