Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsとは、高齢化社会をポジティブなものに変革していくことを目的に、アジア太平洋地域において、革新的なビジネスプラクティス、運営戦略、サービスモデルを通じて高齢化体験を再定義する組織を称えるべく、シンガポールのAgeing Asia社が2013年から年次で表彰しているものです。
第12回の今回、エンドオブライフ・ケア協会はOPERATOR OF THE YEAR – PALLIATIVE CARE部門(新設)において、Finalistにノミネートいただきました。4年前の第8回(INNOVATION OF THE YEAR - CAREGIVER MODEL部門Finalist)に続き二度目となります。
2024年5月7日に最終選考のためのプレゼンテーションを行うため、シンガポールに伺って参りました。持ち時間は質疑応答を含めて10分。限られた時間のなかで、各地域でファシリテーターのもと、ユニバーサル・ホスピスマインドが実装されている状況と、その背景をご紹介いたしました。(書類審査提出資料では、佐賀県唐津市、沖縄県沖縄市、鹿児島県奄美大島大和村における、看取りに関わる個人・組織・地域の変化を紹介)
結果は、カテゴリの中の最優秀賞をいただくことは叶わず、香港の事業者が受賞となりました。残念ではありますが、同時開催されたInnovation ForumでもPalliative CareやCommunityに関わる取り組みが関心を集めていたり、また、参加者同士の交流において超高齢化の先をゆく日本から学びたいとのお声を伺うなど、様々な刺激をいただいて参りました。
これからも、誠実に国内の実践を重ねながら、国内外の優れた取り組みと学び合い、コミュニティに還元して参りたいと思います。事例提供など、ご協力くださいました各地の実践者のみなさま、ありがとうございました。
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