【講座】エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座in高山2024

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 2024年11月23日(土)、高山赤十字病院ならびに高山インハウス研修実行委員会主催のもと、飛騨地域在住の医療介護福祉職・行政職等のみなさま33名を対象とした、エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座が開催されました。

 

 コロナ禍で一度開催中止となった本研修でしたが、認定ELCファシリテーターである、高山赤十字病院の浮田先生、橋戸さんをはじめ実行委員会のみなさまのご尽力により、4年越しで実現しました。

 

 ご参加のみなさまのお声です。


・医療従事者として苦手意識もあるところでしたが、今回の研修を受けて私でもできることがあるんだと思えて誰かの支えになれたらなと思うことができました。今日の学びを職場だけでなくて、普段の生活でも生かせたらなと思います 。 

 

・自分も救急畑の人間で、救急の現場に来られる患者さんの中にも、積極的全力の治療ではなく、エンドオブライフケアの領域の支えが必要な方にたくさん出会う中で、今回こういった支え方を具体的に学ぶことができてとてもよかったです。 

 

・苦しみだけでなく、支えを聴くことが大切だと学びました。

 

・時間が無い事を理由に、向き合えなかった過去を反省しました。研修を受けて、少しでも苦しみに気づく事ができるよう聴くことを大切にしていきたいと思います。 

 

・普段、急性期病棟に所属しており、終末期に関わることは少ないです。しかし、日常の中で取り入れられそうなことがたくさんありました。今回学んだ内容は終末期以外の場面においても実践できそうだと感じたので、患者さんとの関わりの中に取り入れて行きたいです。 

 

・終末期の方への関わりだけでなく、いのちの授業など折れない心を広めていくことにつながることが興味深かったです。今後の社会に必要となると思います。 

 

・緩和ケア病棟で働く中で、支えになりたい、と思いながら仕事をしていますが、自分が苦しくなってしまうことが多いです。相手の苦しみは、相手の苦しみとして受け止め、相手が穏やかになれるような聞き方をロールプレイを通して学ぶことができました。ぜひ、明日から実践したいと思います。
 
・苦しい気持ちを聞くのは辛いし、気持ちが疲れますが、そこから相手の苦しみと支えを見つけられること、支援に繋げられ、穏やかに過ごせるのは、特別なことだけでなく、誰でも出来るというこが広がればみんなが幸せなのになーと思います。
 
・問いかけの,2と3 は、なかなか 聞けなかったのです。前向きに治療に向かっている方に,過去の辛い体験を想起させる事に,躊躇していました。しかし,本日ロールプレイした仲間と,これを聞いてもらってからだからこそ,支えが考えやすく,つらくなかったね。と話し合いました。 自分自身にとっても大きな体験でした。 

 

・ロールプレイを通して自分のコミュニケーションのクセがわかりました 今まで寄り添うということは相手の話に協調することだと考えてきました ロールプレイをやってみて 相手の言葉をそのまま反復する、という意味を理解することができました 今日の学びを生かして 独りよがりの対話にならないようにしていきます 
 

 実行委員会のみなさま、運営をサポートしてくださったELC東海ファシリテーターのみなさま、ありがとうございました。


#エンドオブライフ・ケア
#ユニバーサル・ホスピスマインド

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