11月27日、千葉県船橋市立飯山満中学校全校へ「折れない心を育てるいのちの授業」をお届けして参りました。
4年前、同校の図書室で書籍「折れない心を育てるいのちの授業」に出逢った、元同校スクールカウンセラーの設楽友香さん。コロナ禍で子どもたちの悩み苦しみに心を痛めるなか、ご自身がエンドオブライフ・ケア協会の認定講師となりました。
まずはオンラインで全校へ一斉授業を実施。次は3年後に対面でクラスごとに実施しましょうと、先生方や保健委員の理解を得ながら、学校行事として1年間かけて計画した授業が、このたび当日を迎えました。
1年生と3年生は教室ごと、2年生は体育館で学年一斉。講師は千葉近郊から7名(藤田さん、高橋さん、岡野さん、千田さん、渡辺さん、大川さん、そして設楽さん)、サポート3名(山岸さん、東さん、鈴木さん)が集まるなか、手作りのウェルカムボードや名札などを用意して迎えてくださいました。
子どもたちは、今現在苦しい思いをしている人や、過去につらい経験があった人、あるいは、あまりそのような経験はなくても、悩んでいる友だちにうまく声をかけられずにいたり、求められていない解決をしようとして反発されたりした経験があり苦手意識のあった人。悩みを人には言えずにいた人、これからは相談する人になりたいという人。自分から話してくれるのを待ちたいという人。自分の苦しみや支えを言葉にしてスッキリしたという人。自分は苦しんでいない、と思っている人こそ、気づかぬ間に心の内に溜め込んでいることがあるような気がするからこの授業を聞いてほしい、と考えた人。
様々な声から講師は多くを学ばせていただきました。
貴重な機会をありがとうございました。
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