【授業】豊田市立小学校で「折れない心を育てるいのちの授業」

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【2024.11.26 折れない心を育てるいのちの授業 豊田市立拳母小学校 学校保健委員会】

 

 6年前の出来事を受け、子どもたちの心に真剣に向き合い続けている先生方に、2年前にこの授業をご紹介したところ、まずは教員向けに授業をして欲しいというご依頼。そして、全ての先生方に理解をしていただいた上で、昨年6年生に初めて実施させていただく機会をいただきました。

 

 そして、今年度もと、お声をかけていただくことができ、今年度は、学校保健委員会で、保護者と6年生にお話をして欲しいとのご依頼でした。全学年の保護者に呼びかけていただき、保護者は54名の参加 6年生は2クラスを3名の講師と2名のサポーターで実施しました。

 

 保護者には60分での授業、外国籍の保護者もいらっしゃるとのことで、必要な保護者には選んでいただけるよう、受付に、通常のものと、ルビ入りワークシート両方を準備しました。短縮版の授業でしたが、頷きながら、時には声を出していただきながら熱心にご参加いただけました。

 

 6年生は70分での授業。担任の先生が、子どもたちがさらに興味をひくよう、ご自分がこの授業を受けて感じたことを導入でお話いただくなど、先生も積極的にお話をしていただき、子どもたちを大切に思っている気持ちが伝わってきました。そして、どちらのクラスの子どもたちも、とても真剣に聞いている様子で、元気よく手もあがり、休憩時間に将来の夢を話してくれたり、いのちの授業の本を読んだことあるよ!と報告に来てくれる子もいました。

 

 そして、特に養護教諭の先生が、学校の仕組みとして、子どもたちをサポートする取り組みを熱心にされており、保健室に続いた隣のお部屋を「たんぽぽ教室」と名付け、教室にいたくないな・・という子たちが来られる場所を作り、たんぽぽ教室利用初回は、養護教諭と一対一で気持ちを聴き、徐々に、相性が合いそうな他学年の子とマッチングをして、低学年は、高学年に頼れて安心な空間と時間、高学年は、低学年のお世話をすることで、自己肯定感も得られる空間と時間、その子の状態を担任と連絡を取り合い、子どもたちの気持ちを受け止めサポートするという体制をスタッフ5名で作っているということでした。

 

 そして、この折れない心を育てるいのちの授業も、毎年やっていただきたい、そして、地域に広がっていって欲しいと、熱いメッセージをいただきました。

 

 遠くから駆けつけてくれた、講師、サポートの皆さん、本当にありがとうございました。お疲れさまでした 

 

※認定講師の兼松さんからのご報告です。
 

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