【イベント】認知症カフェ×ユニバーサル・ホスピスマインド(2024/11/30)

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【認知症カフェ×ユニバーサル・ホスピスマインド】

 

2024年11月30日(土)、認知症カフェモデレーター研修 【第一回 ツナガルキカク】が開催され、様々な関連団体が集うなか、エンドオブライフ・ケア協会からは臼井啓子さんに代表で登壇していただきました。

 

きっかけは認知症カフェモデレーター研修講師 高知県立大学 矢吹知之先生の「全国にいるモデレーターは、それぞれなにかしら活動をしている人が多い。それぞれの認知症支援に関わる活動を知ること、また繋がるという企画をしてみたい」とお話されたことからでした。事務局を立ち上げ、会議を重ね、それぞれの活動している団体や関係団体から、おひとり、スライドは1枚、5分だけのプレゼンをしてもらうという企画。

 

「認知症介護指導者」「認知症マフ」「ラン伴」「バリデーション」…などなど。
私・北田は、「エンドオブライフ・ケア協会」担当に。

 

会場は渋谷。小澤先生も千田さんも、養成講座と重なり参加できないなか、大阪から臼井さんが、プレゼンを引き受けてくれました。臼井さんは、「認知症とカテゴライズしたくない、中心はユニバーサル・ホスピスマインドで伝えたい。」と。

 

スライドは「セオリーオブチェンジ」を使って、短い時間のなか、ユニバーサル・ホスピスマインド、相手からみてわかってくれる人になる、子どもたちにも伝える「いのちの授業」の活動のお話を。それは、死を迎えるひとだけではなく、認知症の方も、誰もカテゴライズされることのないスピーチでした。

 

会場には、いろんな方面の100人近い参加者が、頷いたり、まっすぐ聴いておられ、臼井さんは用意したメモを見ますと言っていたのに、実際には何も見ないで、5分間、ご自身の言葉でお話しされました。

 

矢吹先生の思い付きから自分たちだけで開催した企画。当初は、どうなるかと思っていましたが、多くの方から、とても好評で、想いのある活動を聴くのは心地よく、また、たくさんのツナガリができたあたたかい会になりました。

 

終了後、それぞれの地域でこの『ツナガルキカク』をしようという声もあがっています。点が線になり、また面になることで、【安心して認知症になれる社会】へのひとつになったのかもしれないと感じた記念日になりました。

 

認知症があってもなくても。ユニバーサル・ホスピスマインドは、カテゴライズせず「支えを強める」、「わかってくれるひとがいるとうれしい」を、大切に。

 

今回、ご参加いただいたELC認定援助士:臼井さん・小野さん・河相さん、夜には、ご多用の中駆けつけてくれた設楽さん・千田さん、ご協力いただきありがとうございました。

 

事務局には、富樫さん・遠藤さん・韓さん・北田が参加しています。
来年度も企画が動いています。想いがツナガッテ拡がりますように。

 

※認定ELCファシリテーターの北田千惠さんからの報告です。

 

#ユニバーサルホスピスマインド
#エンドオブライフ・ケア
#認知症ツナガルキカク
 

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