— わかってもらえた、という体験から
折れない心を育てる —
じぶんのことを
わかってくれる人がいると
うれしい気持ちになります
相手の力になれたとき
自分もうれしくなります
(絵本『そうだよ』あとがきより)
絵本『そうだよ』は、
「わかってもらえた」と感じる体験を通して、
相手の気持ちを受け止めることを学ぶ
小さな練習ブックです。
つらい気持ちを話したとき、
すぐに励ましたり、正したりするのではなく、
その言葉をそのまま受け止め、返してもらえたとき、
心が少し、ほどけることがあります。
そして、
「この人は、わかってくれた」
と感じたその瞬間に、
本人の口から、
そっと「そうだよ」という言葉が生まれます。
この絵本は、
そんな瞬間を、物語として届けたいと思い、
生まれました。
この絵本と紙芝居は、
2025年の夏、若手の企業リーダーが参加した
ALIVEプロジェクトの中で生まれました。
ユニバーサル・ホスピスマインドが
当たり前の社会になるために、
「折れない心を育てるいのちの授業」が
持続可能な形で、全国へ広がっていく
基盤をつくりたい。
その最初の一手として、
誰に、何を、
どんな形で届けるのがよいだろうか。
その問いへの一つの答えとして、
絵本『そうだよ』をつくりました。
現在公開しているものは、
試作段階のサンプル版です。
絵はAIを活用して制作しており、
あえてこの段階で公開し、
実際に使っていただいた声を重ねながら、
よりよい形へと育てていきたいと考えています。
どなたでも、
ダウンロードして、印刷してお使いいただけます。
・読み聞かせの場で
・紙芝居として
・立場や年齢の違う人が、同じ物語をひらく時間に
それぞれの場に合った形で、
使ってみていただけたらうれしいです。
「絵本PDFをダウンロード」
「紙芝居PDFをダウンロード」
この絵本は、
使ってくださるみなさんの声によって
完成していく絵本です。
どんな感想でも構いません。
毎月基本15日に開催している学び合いの会や、
Facebookグループなどで、
感じたことを届けていただけたら、
とても励みになります。
いただいた声をもとに、
将来的には製本版として
届けられる形を目指しています。
Facebookグループ「折れない心を育てる いのちの授業プロジェクト : OK Project」
解決が難しい苦しみを抱えながらも、
こころ穏やかに過ごせる。
そんな時間が、
人生のさまざまな場面にあることを大切に、
私たちは活動しています。
苦しみを抱える人が、
「わかってもらえた」と感じる体験を通して、
身のまわりとのつながりや、
これからの時間、
自分で選んでいいという感覚。
そうした、
自分の支えとなるものに気づいていく。
そのような体験を、
学びや対話を通して、少しずつ広げています。
#ユニバーサルホスピスマインド
#折れない心を育てるいのちの授業
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