エンドオブライフ・ケア協会 濵田からの報告です。
質問の手が、止まりませんでした。
2026年7月26日、徳之島。エンドオブライフ・ケア協会が開発し、私も携わった「ともにん〜ともに認知症と生きる力を育てる〜」を開催してきました。
徳之島に通い始めて、今年で4年目。ACP(アドバンス・ケア・プランニング:もしもの時に備えて、望む医療やケアをあらかじめ話し合っておく取り組み)や認知症の講座を、地域包括支援センター・行政の皆様とともに積み重ねてきました。その歩みの先に、今回の「ともにん」があります。
会場に集まったのは85名、主催者側を含めると100名弱。そのほとんどが地域で暮らす方々で、ご高齢の方もたくさんいらっしゃいました。新たに作成した「ともにん冊子」を手に、対話の時間をたっぷりと。会が終わってもなお質問が絶えず、「認知症について語りたい」という思いの強さを、肌で感じた一日でした。
尊敬する黒野明日嗣先生(済生会病院院長)とのフリーディスカッションを交えながら、地域の皆様と率直に認知症を語り合えたことは、かけがえのない時間となりました。
■「ともにん」とは
認知症のあるご本人・ご家族・支援者が、「支える人・支えられる人」という垣根を越えて語り合うプロジェクトです。“聴いてくれた”“わかってくれた”——そう感じられる対話の場をつくり、認知症とともに生きる力を育てていきます。
大切にしているのは、知識の習得よりも先に、まず「ご本人の声を聴くこと」。認知症に伴う症状や行動の背景にある苦しみと支えに焦点をあて、認知症のある人の声を聴くことから、新しい認知症観を育てていきます。
ともにんファシリテーター講座はすでに2回開催され、まもなく全国で60名以上の仲間が、それぞれの地域でこの場を開けるようになります。
ユニバーサル・ホスピスマインドが、全国へ。
誰もが穏やかに過ごせる社会へ、一歩ずつ。


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