【#コロナ4Cチャレンジ】子供たちの「なぜ」に向き合ういのちの授業

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2020.05.29

提案者

濱田 努さま(鹿児島市喜入町)
きいれ浜田クリニック院長

「なぜ」に大人も向き合うことで、子どもたちのいじめや差別を防ぎたい。

 

 

なぜやるのか?(どんな困難が生じているか/これから生じるか?)

 「ねえ、なんで学校やすみなの?」… その単純な子供の問いにうまく答えられなかったことが始まりでした。 私には小学生の子供が3人います。今全国に緊急事態宣言が出ていて、学校が休校になったり、学童に行かざるを得ない状況です。 その子供たちが「なぜ学校が休みになるの?」「なんでみんなこわがっているの?」という当たり前の悩みや、戸惑いに対して説明することが出来なかった私の経験から、他の子供たちもしっかり説明を受けていないのでは?と思うようになりました。

 また、正しい知識がないことで極端に怖がってしまうことがあります。すでに新型コロナウィルスに感染する子供が出てきたり、または感染した親がいるだけで学校で差別や偏見・いじめの対象となったケースを聞きました。この状況が更に悪化する前に、いじめや差別をしないような取り組みを事前に行っていくことが必要です。

何をやっているのか?やろうとしているのか?

 新学期が始まってから、鹿児島の喜入小学校で1-6年の全クラスにて個別に講義を行いました。 タイトルは「だろうじゃなくて、かもしれない」。新型コロナウィルスは感染しても症状が軽かったり、わからなかったりすることがあります。特に小児は顕著であることから、子供たちに正しくこわがってもらうために正常性バイアスを分かりやすく「だろう」から「かもしれない」と説明をしています。

 内容は『新型コロナウィルスって?』『どうしてこわいの?』『私たちに出来ること』の3つです。 小学1年生でも何となくわかるように、そして6年生が聴くと深く理解できるように資料を作っています。 ここで大事なところは『私たちに出来ること』。

 手洗いや咳エチケットなどの正しい知識を伝えつつ、新型コロナウィルスに関わるいじめなどの問題につながらないよう、どうしたらいじめを行わずにいられるのか、というところを最後に伝えました。 授業では子供の傍にいる先生も、子供たちの苦しみと向かい合い、分かってくれる人になる必要があることに気付いていただくことも目的としています。

 その後、学校の先生方からの反響もあり、阿久根市立尾崎小学校ではオンラインの授業を行っています。 これからやろうとしていることは、他の地域の子供たちへもこの情報を届けることです。

 4月末には、佐賀県唐津市の医師・笠原健太郎さんが、このスライドを使って、公式キャラクターの唐ワンくんとともに、YouTubeで授業を配信してくださいました。他にも、資料の紹介や、読み聞かせのご報告をいただいています。

<だろうじゃなくてかもしれない~新型コロナウィルスのおはなし~>

●KKBかごしま放送 濱田 努先生
●唐津市公式チャンネル 笠原 健太郎先生
●八王子市立第四小学校ホームページ(資料掲載)
●いちき串木野市立川上小学校ブログ「川上小ニュース ~山だ!星だ!川だ!空だ!~」(学校の先生が読み聞かせをした動画をシェアしてくださっています)
●広島県三原テレビ放送
●鹿児島県徳之島伊仙町立犬田布小学校
●千葉県松戸市立和名ケ谷小学校
●大和村立大和中学校 小川 信先生

私の支え

 「ねえ、どうして?」と、素直に聞いてくれる私の子供たちは、いつでも私の支えです。そして、どれだけ疲弊して家に帰っても暗い気持ちを吹き飛ばしてくれる家族が支えです。 更に今はこの困難をクリニックとして、地域をサポートすることに尽力してくれるスタッフは心から感謝しますし、支えです。どうしてでものりこえないといけません。

あなたにできること

 小学校に関わることが出来る方へは、この小学生向け新型コロナウィルスの授業「だろうじゃなくてかもしれない」を小学校や学童で子供たちと共に考えながら行って欲しいです。

 ただ、休校となっている子供たちへ、学童以外では家族しか関わることが出来ません。 そのため、子供を持つ親の目に触れていただけるよう、このデータをシェアしていただければ嬉しいです。
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#コロナ4Cチャレンジとは

こちらからご参照ください。

 

Theory of Change

セオリー・オブ・チェンジ