【#コロナ4Cチャレンジ】地域を超えて聴いてくれる人を

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提案者

宮城 薫さま(沖縄県沖縄市、宜野湾市)
こどもの居場所「美(ちゅ)ら団子」
運営:(一社)おきなわジュニア科学クラブ

地域のなかで、家庭環境が理由で学ぶ機会が限られたり、孤立する子供とその親が増えても、 世界のどこかに「わかってくれる人」がいる環境を作りたい。

 

なぜやるのか?(どんな困難が生じているか/これから生じるか?)

 福祉の現場を離れ、一度は沖縄の子供たちが科学を通して自己実現できる学びの場を作りたく事業化を目指していました。その過程で、沖縄で夢が叶えられないもどかしさや、学術、経済、教育バリアを感じ始めたころ、子どもの居場所事業を知りました。福祉現場にいたこともあり、現場の課題感や繋がりを活かしながら、半ばボランティアで活動を始め、今は居場所から宅食に活動が発展しています。やればやるほど、課題の根深さを感じる一方で、居場所に来る子どもたちの行動に前向きな変化を感じます。しかし、コロナウイルス感染への懸念が広がるなか、居場所は一時閉鎖。子どもと親の関係性の悪化からくる、子どもの苦しみ、親の苦しみが気がかりです。私もスタッフもどこまで支えられるか考えます。
 

何をやっているのか?やろうとしているのか?

 一人親世帯を中心とした貧困世帯の子どもの居場所づくりと家庭へのアウトリーチ。食事提供や学習、キャリア支援を通して、自分の人生を自ら選び切り拓ける社会をめざし、平成28年から活動しています。地域におけるICT活用&インクルージョンの場所づくりを実証する総務省地域ICTクラブ事業を実施。

 

 食事の配達を通してご家庭に伺うことは以前から行っていたのですが、コロナウイルスの影響を考えて、一人親ご家庭を中心にこどもの食を支えられればと、食料パッケージをお届けしています。その際、親子のコミュニケーションのヒントになるように、メッセージを添えています。1回目は、書籍「折れない心を育てる いのちの授業」から、”Nanaさんの詩”を引用しました。第一便30世帯は配食終了。今だから、見えてくることは山の様にあります。

 

私の支え

 課題を知れば知るほど難しさを感じますし、この先コロナの影響がどこまで及ぶのか不安もありますが、子どもたちの成長を見ると、自分が力をもらいます。

 

あなたにできること

 それぞれの地域で近いことを行っている方のアイデアをぜひ教えてください。 オンラインでの居場所づくりや、苦しんでいる親の相談など、直接の対応部分やしくみづくりでぜひお力お貸しください。 親が気軽に思いを伝えられるオンラインカウンセリングなど、仕組みを専門性を持つ方々と一緒に考えていきたいです。

 

#コロナ4Cチャレンジとは

こちらからご参照ください。

 

 

 

 

 

 

 

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