【#コロナ4Cチャレンジ】大切な人が繋がってゆく「暮らしの保健室なら」

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提案者

久保田 千代美さま(奈良県)
Chiyomi Kubota Care 研究所 暮らしの保健室なら

どこに相談したらいいの? ひとりで悩まないで助けを呼ぼう
大切な人が繋がってゆく「暮らしの保健室なら」

 

なぜやるのか?(どんな困難が生じているか/これから生じるか?)

学校の中に保健室があるように、心と体の健康のことや暮らしにまつわる相談を人々がつながり支えあいになりながら、学びの場となるような「暮らしの保健室なら」の活動をしています。もしも、どこに相談したらいいのかわからないとき、私が解決するわけではありませんが、解決できるところに繋げることはできます。もしも、解決できない苦しみであれば、聴くことができます。

1.在宅医療の継続のため
 がんが再発したと言われた。高齢だし治療はもうしないと決めた。今は元気だけど、これからのことを考えたら、病院にすぐに入院もできないかもしれない。このまま在宅で療養するにはどうしたらいいんだろうか・・地域連携室に?地域包括支援センターに?相談の窓口はあるかもしれません。ほとんどの人は、いきなり相談室のドアをたたけません。相談者の遠慮もあります。この有事のときに、相談員の方々は、直面している課題に必死で取り組んでおられます。苦しんでいる人の話を十分に聴けないと苦しんでいるかもしれません。その苦しみからやりがいを失ってしまいます。

2.援助者のケアのため
 感染拡大をさけるための自粛から、自宅で過ごすことが多くなり、子どもとのかかわり方や人間関係にイライラ、クヨクヨした精神的な不健康な状態にある人が人や自分を傷つけることになるかもしれません。

何をやっているのか?やろうとしているのか?

1.暮らしの保健室ならで繋がる
 自宅に拠点をおく「暮らしの保健室なら」は、不特定多数の人が訪れる場所ではなく、私に繋がる人が、繋がって電話やメールで相談をしています。お話を伺い解決できることは、解決に結びつく人に繋いできました。なんとかしようという人の行動が繋がってゆくことで1人の人を助けることができます。その繋がった人がみんな支えとなります。自粛で出かけることが困難な状況だからこそ、私に繋がっていない人も繋がってゆける活動を増やしてゆきたいと思います。「暮らしの保健室なら」の「なら」は、奈良のなら、ナラティブのならとして命名しましたが、「暮らしの保健室なら、大切な人が繋がれる」と思ってもらえる「暮らしの保健室なら」で繋がってゆきたいと思います。

2.オンライン学習会
 これまで、援助職にある人や子育ての悩み事など、公民館を使って、事例検討やワークショップ、対話を通して仲間と学習会をしてきました。そこは、心が疲れた人がほっとできる居場所、困りごとを相談でき、今からできることを一緒に考えてくれる仲間がいます。自粛でリアルに会うことはできませんが、zoomを使って学習会などの集まりも定期的に行ってゆき、「暮らしの保健室なら」に賛同してくださる人々とそこに繋がる人々と繋がってゆくことを考えています。

 

私の支え

困難な状況にあっても、自分にできることを一生懸命にすることができる仲間と楽しいことも苦しいことも協力して生きていくかけがえのない仲間として付き合ってゆくことがわたしの支えです。

 

あなたにできること

あなたの近くで、お家で暮らし続けるために、困っている人の話をきいて、どなたかに繋いでください。あなたに繋がりのある人が、子育てや人間関係について困っていたら、一緒に学びましょうと声をかけて、一緒にオンラインで学習会をしましょう。

 

#コロナ4Cチャレンジとは

こちらからご参照ください。

 

 

 

 

 

 

 

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