2022年6月10日(金)、以下のイベントを開催いたしました。
〇【特別企画】ワーカーズコープから学ぶ地域づくり ~みんなの“やってみたい”を形にする~
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団様の活動から、地域づくりのヒントを学ぶオンライン学習会を企画しました。ワーカーズコープは、戦後の失業対策事業の制度存続を求める運動から生まれ、地域住民に喜び愛される「よい仕事」を実現しようと協同組合として発展してきました。その活動は全国に展開され、地域の様々な課題に対して事業を営み、公益性が高く、評価されているものです。
ワーカーズコープ様の活動を通して、地域づくりの可能性を学び、それぞれの地域での活動が広がるヒントをお持ち帰りいただきました。
終了後にいくつかいただきましたお声です。
*****************
●田中理事長のお話について
・地域づくりというのは、地域を作ろう!ということではなく、いろんな人の困りごとを解決していく中で形作られていくものかもしれない…と思いました。自分にできることを探りながら、いろんな人と関わっていこうと思えた
・特に一人の困ったをみんなの良かったに・・・という言葉が心に残りました。
・まずは、困っていることを発信していくこと、そこから小さな活動を持続し、目標に向かって仲間を増やしていくことの必要性を感じました。
・謙虚の中に、力強さを感じました。地域に入っていくとたくさんの困難にぶち当たります。それを一つ一つみんなで解決したんだろうな~と感じました。
・ワーカーズコープさんの理念と、ELCの向かう方向性が一致していることが分かりました。今後共に取り組む形が出来ると嬉しいです。
●自身の活動をふりかえって
・地域のボランティアを多々行っています。それでいいと思ってきましたが、循環する社会へ向けて「経済」も重要だと思うようになりました。
・取り組みは始めていたが広報活動に難しさを感じていた。でも継続しながら改善修正していっても良いと思えた。
・こども食堂や、つどい場のイベントにはELCのお話やいのちの授業を出前講義することで関わっていますが、これからはもっと具体的にまちづくり・地域作りのために、(みんなのおうちを作るまではまだパワー不足ですが)自分が関わる包括支援センターを足掛かりにして活動を始めたいと思いました。ひきこもりや障がい者のかた、独居老人、生活困窮者などたくさんの相談が包括支援センターから毎日来ますが、医師として関わることには日々限界を感じています。医療・介護にしばられるとかえって無力になるというか、医師として専門職としてできること以外に、活動できる可能性を感じました。
●話し合いで感じたこと
・地域が近いメンバーの集まりで、身近に熱い人々がいることを知り、少し自分にも熱をいただくことができました。
・ブレイクアウトで一緒になった仲間と、まず何かを始めることになりそうです!
・第2弾として、今日出た他のみなさんのアイデアや、実際動き出した人、まだ躊躇している人などの話を聞きたいなと思いました。
・エンドオブライフケア協会と様々な団体とがコラボしていただけることで、毎回多くの学びの場、出会いの場を頂けることにこころから感謝しております。今後もこのようなイベントがあれば参加したいと思いました。
*******************
ご参加のみなさま、ありがとうございました。
ワーカーズコープさまとは、早速九州方面で交流が始まっていますが、
今回のイベントの続きも継続開催していきたいと考えております。
みなさまのご参加をお待ちしております。
© End-of-Life Care Association of Japan