2025年6月20日、PHP onlineに連載中の記事が、Yahooニュースに掲載されました。
生きている意味って何だろう...仕事一筋の50代銀行員が肺がんに罹り気づいた「幸せとは」
(以下本文より)
30年間に渡り、ホスピス病棟(治療が難しいと診断された末期がんの患者さんを専門に関わる病棟)で働く小澤竹俊さんは、4000人以上の患者さんとのお別れを経験され、「たとえどんな人生であったとしても、人は幸せになれる」ということを学んだといいます。
ただ生きているだけは幸せなの?
私が担当した50 代のお父さんは、金融関係の仕事をしていました。 高校を卒業して銀行に入行したその人は、大学を卒業した同期の仲間には負けたくない思いがありました。 他の仲間よりも少しでも良い成績を収めたいと、朝早くから夜遅くまで働き通し。家族をかえりみず、週末も接待ゴルフや、営業の仕事に出かけて、家族と行動を共にすることはありませんでした。
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