今年度、日本ファンドレイジング協会様主催のファンドレイジング・スクールにおいて、エンドオブライフ・ケア協会はリアル・ケーススタディの対象団体として採択いただきました。
ファンドレイジング協会は、非営利組織の持続的な活動に向けた戦略を描き、成長へ導くファンドレイザーを養成するため、日本で唯一のファンドレイジング専門のスクールを開講されています。
10月29日と30日の2回にわたり、第9期生のみなさまが7つのチームに分かれて、エンドオブライフ・ケア協会の現状とこれからを踏まえて、ファンドレイジング戦略を7つご提案くださいました。
8月下旬に行われた2回の団体紹介とヒアリング、その後120件のご質問のやりとりを経て、スクールで学ばれたフレームワークや各自の持つ知見やネットワークも活用されながら、財源に限らず事業・組織のバランスも考慮しながら、短期・中長期で取り組んでいくことを細部にわたりご検討くださったことが、それぞれのプレゼンテーションと質疑応答から伺えました。
何より、私たちの課題を見据えながらも、強みに光を当てて「これはエンドオブライフ・ケア協会さんの財産です」「宝がたくさんあります」とコメントしてくださりながら、今あるものをさらに活かすことを真剣に考えてくださったことが、大変心強くうれしく思いました。
中には、エンドオブライフ・ケア協会主催のイベント・講演に参加してご自身が体感してくださったり、地元の認定講師(ELCきりしま)に伝手をたどってお会いしてヒアリングすることで、より現実的な提案をしてくださったチームもあり、全体的に、その行動力にも心動かされた時間となりました。
ご提案いただいたご厚意をしっかりと、次につなげて参ります。機会をくださったファンドレイジング・スクール事務局のみなさま、講師陣のみなさま、そしてスクール生のみなさまに心からの感謝とともに、今ある「宝」である、これまでかかわりをくださった多くのみなさまに御礼を申し上げます。
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