6月から約2カ月半、エンドオブライフ・ケア協会は
「越境学習型 次世代リーダー育成プロジェクト」ALIVE に参加しました。
“研修”を超え、私たちが抱えるリアルな課題に、
企業の若手リーダーがチームで挑む実践型プロジェクトです。
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「ユニバーサル・ホスピスマインド を世の中の当たり前に。
6か月以内に大阪・奈良で10の企業・団体とホスピスマインドで協動し、
現在ボランティアで行われている出前授業「折れない心を育てるいのちの授業」
を持続可能な形で全国へ広がる基盤をつくる」。
これをもとに、将来的には全国47都道府県への展開を試みようとしています。
各チームの試行錯誤の集大成として、5つの提案が発表され、
3チームを一部採択としました。
評価は 「実現可能性 × ワクワク度」 を軸に、
ELCメンバーとアドバイザーで総合判断しています。
※UHM=ユニバーサル・ホスピスマインド
1位:スポーツへのUHM実装
2位:大学教育学部生がUHMの伝え手に
3位:絵本の制作・読み聞かせを通じて幼少期からUHMに出逢う
4位:商工会議所をハブに中小企業経営者育成×ELC人材の活用
5位:ポスター・Webから企業研修にリーチ
ALIVEが“研修”と一線を画すのは、提案して終わりにしない点です。
参加者自身が一員として課題解決の実装に取り組むことで、
実現可能性が高まり、当初は遠い世界の他人ごとに見えたテーマが
いつの間にか自分ごとになっていく。そのプロセスに、
真のリーダーシップを創発する仕掛けが組み込まれている
――私たちはそう感じました。
これは企業参加者に限らず、ELC側の参加者にも同様に当てはまります。
いただいた提案はいずれも“研修”の枠を超え、
実現に向けて実際に汗をかいてくださった素晴らしい内容でした。
写真は、今回のALIVEプロジェクトの答申先リーダーである、
理事・久保田と、各グループに参加者のひとりとして参画して
くださった認定講師のみなさまです。
終了の安堵もつかの間、一部採択チームの提案は、
次のアクションに進みます。
ALIVEとしては一区切りですが、継続参加の意向(ゆるやかな関与)を示してくださった方々も。ELCは採択案の具体化を進め、他案も地域状況に応じて展開可能性を探ります。
UHMとELCに出会い、ともに走ってくださった若手リーダーの皆さま、機会をくださったALIVE関係者の皆さま、そしてヒアリング・アンケートにご協力くださった多くの皆さまに、心より御礼申し上げます。
・企業・団体としての協働に関心がある
・地域でのパイロットに協力できる
・学校・スポーツ・商工会議所等のネットワークを紹介できる
上記のいずれかに当てはまる方は、ぜひご連絡ください。
UHMを“当たり前”にする挑戦、引き続き応援をお願いします。
#ALIVE #ユニバーサルホスピスマインド #エンドオブライフケア協会 #折れない心を育てるいのちの授業
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