助けてと言えない苦しみに、誰が気づくのでしょうか。
― 折れない心を育てる いのちの授業(OKプロジェクト)
苦しいとき、私たちは必ずしも「苦しい」と言えるわけではありません。
どう言葉にしていいかわからない、迷惑をかけたくない、言っても変わらない気がする。
そんな思いのまま、苦しさが声にならずに過ぎてしまうことがあります。
子どもも、大人も、同じです。
令和6年度、エンドオブライフ・ケア協会は、
内閣府 孤独・孤立対策事業として
一次予防の視点から、
学校や学校外の居場所において、
子ども自身が自分や身近な人の苦しみに気づき、
日常の関係の中で支え合う力を育む取り組み
を関東近郊で行いました。
この取組では、授業を「一度きり」で終わらせないことを大切にしました。
授業後には、教員や居場所運営者へのインタビューを行い、
日常の関わりの中で、学びをどのように活かせるかを一緒に考えました。
教室内へのキーワード掲示や、日常的な声かけなど、
学びをリマインドしていく工夫も共有されています。
また、他地域で同様の実践に取り組む関係者との意見交換を通じて、
地域を越えた学び合いやネットワーキングも行いました。
短期間で明確な成果を断定することは難しいものの、
現場からは、次のような変化が語られています。
こうした変化は、
助けを求める・求めないの二択ではない関わり方が、
少しずつ育ち始めている兆しとも言えます。
だからこそ私たちは、
声になる前の苦しみに、身近な誰かが気づき関われる関係を、
学校や地域の中で育てていきたいと考えています。
本事業の取組や、現場で得られた学びについては、
完成次第、本ページにて公開予定です。
© End-of-Life Care Association of Japan