令和7年度に続き、令和8年度も内閣府「地域における孤独・孤立対策に関するNPO等の取組モデル調査」に採択され、2年連続での採択となりました。
令和8年度は、「教職員が支え合う力を育む研修プログラム」 の実践・検証に取り組み、主に鹿児島県霧島市を中心に、ご協力いただける教育機関とともに活動を進めてまいります。
この事業は、地域における孤独・孤立の予防や早期対応に資するNPO等の先駆的な取組を支援し、そのプロセスや成果を取りまとめ、全国への展開を図ることを目的として、内閣府が実施しているものです。
昨年度実施した「折れない心を育てるいのちの授業」では、子ども・若者が自分や周囲の苦しみや支えに気づき、身近な人と支え合う姿勢が育まれる可能性が示されました。また、教員へのインタビューからは、子どもたちが気持ちを表現したり、友人同士で相談したり聴こうとしたりする姿勢が生まれたことに加え、教職員自身の声かけや関わり方にも変化が見られたことが報告されました。
一方で、子どもたちへの働きかけだけでなく、子どもたちを日常的に支える教職員自身が、苦しみや支えについて考え、互いに支え合える環境を育むことの重要性も見えてきました。
そこで今年度のモデル調査では、これまで「折れない心を育てるいのちの授業」で大切にしてきた考え方を教職員同士の対話に応用し、子どもを支える大人自身が、一人で抱えず、互いに相談し合える関係づくりを目指します。
研修では、悩みを抱える架空の教員を題材に、苦しみとは希望と現実の開きであること、解決が難しい苦しみの中にも人が穏やかになれる支えはあること、そして支える人にもまた支えが必要であることなどを、ともに考えていきます。
教職員自身の支えを強めることは、その先にいる子どもたちの孤独や孤立を防ぎ、苦しみに気づき合い、支え合える学校づくりにつながっていくと考えています。
この取り組みが、学校という場から地域へ、そして世代を超えてどのような広がりを生み出していくのか。
教職員が支え合うことが、子どもたちを支える力となる。
そんな循環を育みながら、実践と検証を重ねてまいります。
今後の歩みに、あたたかなまなざしをお寄せいただければ幸いです。
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