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折れない心を育てる いのちの授業

いのちの授業 認定講師 鎌田直子、西川陽子
コーディネーター氏名 西川 陽子
開催年月日 2024年12月15日(日)
時間 13:30〜15:00 (正味時間:01:30)
開催地 岡山県新見市哲西町
会場名 哲西公民館
対象者 小(4-6)、中学校、市民
対象に関する補足 市民は、保護者や祖父母になります。
参加前提 町内の小中学校に通う児童・生徒とその保護者、祖父母
定員 15人
概要  起立性調節障害などで不登校になったり、集団不適応で教室に入れないこどもがいる。
そういったこども達が学校に来れるようになると良いと思うが、その子を持つ親も家庭で苦しい思いをしているかもしれない。その背景に、学校に通っていないと世間体が悪い、学校に行っていないのは母親が悪いと祖父母から母親が責められることがある。このような地域の状況から、小学校高学年と中学生だけでなく、保護者や祖父母も対象とした「いのちの授業」を開催することになった。
問合せ先 哲西公民館
参加人数 7人
参加者からのコメント ・「悩み」はないと思っていたけれど、考えたら小さなことながらもあると気づいたので、もう一回自分のこと
 を考えてみようと思いました。(小学6年生)
・子どもと参加させて頂きました。子供対象となっていましたので、子供中心と思っていたところ、大人ばか
 りで少し驚きました。とてもわかりやすい内容でしたので、子供も困ることなく聴くことができました。子供
 たちに授業していただけると良いと思いました。動画は急で、小学生の子どもにとって少し驚くように思いま
 した。(保護者)
・苦しみとは、理想と現実の開きとうい言葉には改めて気づかされました。特に、思春期の生徒は、悩みや
 苦しみを抱えやすい傾向があると思うので、今日の授業は参考になりました。悩みを抱えるている子どもの
 対応には、さまざまなケースがあるので、対応も簡単ではないですが、今日学んだことを生かして「そうだ
 よ、うんうん」という言葉が聴けるよう努めていきたいと思います。自分の心にも向き合えていけたら良い
 なと思います。(中学校教員)
・苦しみは、希望と現実の開きであること、苦しみには解決できることと、解決できないことがあること、「苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる人がいるとうれしい」など、さまざまことを学ぶことがで
 きました。生徒と関わるなかで、日々いろいろなモヤモヤと戦っていると感じます。そんな中学生と関わっ
 ていくなかで、子どもたちの話をしっかりと聞き、受けとめるとともに、1人ではないということ、力になりた
 いというメッセージを今後も大切にしていきたいと思います。(養護教諭)
・とてもわかりやすく、子どもたちにもわかりやすいと思いました。ワークシートもあり、自分のことを振り返
 りながら、自分のこととして考えることができると思いました。(大学教員)
・自分が学生の頃、学校に行けなくなったことがあった。家族に話をできなくて、責められ、とても辛い思い
 をして、どんどん体調・メンタルを崩していった。今日の映像を観て、「こう言ってもらえたら、嬉しかった
 だろうな」と思ったし、自分が親になった今では親の気持ちもわかって、とても泣きそうになった。そこから
 立ち直れたのは、自分で今日のようなことを独学で調べたり、親や家族の支えがあったからだな…というの
 を思い出した。自分の子どもはまだ小さく、思春期の心の揺れとかには、まだまだ時間があるけれど、今か
 ら勉強できてよかった。
・話を聞く時に、ついついこちらは先の事を考えて、理論的にだめだったことを1つ1つはっきりとさせ、理
 詰めで納得させようと思ってしまいますが、しっかり聞いて相手の言葉を待つ気持ちや心のゆとりが必要だ
 ということが一番心に残りました。自分の存在は何になるのかという思いにとらわれることがあると思います
 が、しっかりと受け止めてもらえることで、また自分でがんばる力がでてきてくれるのかと思います。(公民
 館館長)
*コメントは、一部抜粋しています。

Theory of Change

セオリー・オブ・チェンジ