ACP(愛しているからこそ 小さなことでも パッと決められない)

認定ELCファシリテーター 古川英孝
開催年月日 2021年10月28日(木)
時間 09:00〜17:30 (正味時間:18:30)
開催地 神奈川県横須賀市長瀬
会場名 衣笠病院長瀬ケアセンター
対象者 援助職
対象に関する補足 指定訪問介護事業所定期研修
参加前提 衣笠病院長瀬ケアセンター訪問介護事業所職員
定員 15人
概要 人生の最終段階において、その方が穏やかになれることが何であるか、頭ではわかっていても、大切な存在だからこそ、迷うことがたくさんある。選んだ後、後悔や周りから責められてしまうこともあるかもしれない。その中で、大切な人の命にかかわることについて決断を迫られることは本当に大きな苦しみを抱えることになる。ACPでは、意思決定に対するジレンマや、決めた後に残るマイナスの感情をわかってくれる人が必要であることを、一緒に考える。
問合せ先 ファシリテーター 古川英孝
衣笠病院附属在宅クリニック 046-852-1603
参加人数 12人
参加者からのコメント ○「反復、沈黙、問いかけ」
利用者との会話でとても役に立ちそうと思いました。精神的に不安が大きな方との会話は難しく思う時がよくありました。反復は出来ていても沈黙は意識したことが無かったので、これから実践できるよう心掛けたいと思います。

○反復してはいけないことに(感情の先取り、ほめられたとき、認知症の方の被害妄想、急ぐとき)気を付けながらお客様とのコミュニケーションに反復と沈黙を取り入れていきたいと思いました。

○援助的コミュニケーションの手法、重要さの再確認ができました。訪問介護のサービスの中では、なかなか余裕をもって会話できないことも多くありますが、援助的コミュニケーションの手法を自然に取り入れることで、利用者の本音を聞き出すことができ、それをヘルパーがきちんと把握することで、ACPの考え方に繋がっていくのだと思いました。

○研修後に新規で訪問した、末期がんターミナルのケース(女性)において、介護者の息子さんには言えなかった「死に対する気持ちなど」本音を聞くことができ、利用者本人からも「息子には言えなかったけど、あなたに言えてよかった。娘がいたらこんな感じで伝えることができたと思う」といった言葉を貰うことが出来た。実際、ヘルパー訪問は3日間で、ホスピスに入所し3日で亡くなられる。その後弔問し、息子さんにも、本人が話していたことを伝えることが出来た。今回の研修を受け、本当に良かったと感じました。

○今回の研修では、人生の最期を迎える人に対しての接し方、対応の方法等、ゆっくりと詳しく学ばせて頂きました。実際に1年前~2年前位、実家の父において、まさしく今回の事例などと同じようなことを経験しました。
その人の人生の最期を自分一人で決めて良いものか?兄弟もいないし、母は施設・・・主人の親とも同居なので、他に相談する人もいなく、とても苦しかったのを覚えています。今回の研修中は頷く事ばかりでした。でも、最終的には本人らしく、本人の希望を尊重し、苦痛の無いように・・という道を選びました。
私は病院や入所している施設から度々、色々な選択をせまられました。そのたびに本当に苦しかった・・・でも今となっては本人主体で良かったと思っています。その人をいかに大事にするか・・・が一番だと思いました。
色々な思い出があり、最期はコロナもありあまり話せなかったですが、今回の研修で再び確認したことを、また、ヘルパーのサービスで生かせていけたら・・・と思いました。

Theory of Change

セオリー・オブ・チェンジ