市街地の地域医療
認定ELCファシリテーター | 花田梢 |
開催年月日 | 2024年10月18日(金) |
時間 | 13:00〜14:25 (正味時間:00:30) |
開催地 | 島根県出雲市塩冶町 |
会場名 | 島根大学医学部講義棟3階 L3教室 |
対象者 | 専門学校・大学 |
対象に関する補足 | 島根大学医学部医学科1年生103名、看護学科1年生64名 |
参加前提 | 島根大学医学部医学科および看護学科の学生であること |
定員 | 167人 |
概要 | 島根大学医学部地域医療支援学講座「地域医療学」の講義で、「苦しむ人への援助と5つの課題」について紹介します。 |
問合せ先 | 花田梢 k-hanada@rengezaitaku.jp |
参加人数 | 142人 |
参加者からのコメント | ・特に一番心に残ったことは、援助的コミュニケーションの難しさだ。反復の練習の基礎はとても簡単で楽勝だと思っていたが、応用になった途端、一気に難しくなり、手も足も出なかった。ただ私自身、経験上、このコミュニケーションはとても大切なことだと思っていた。悩みを相談するとき、すぐに意見を述べられる、正論を言われるよりも、まずは一旦その悩みを聞いてほしい、悩みを言葉に出して、相手に伝えるだけでも私は心が軽くなるからだ。そしてそれは、私だけでなく、他の人も同じであると私は思う。 ・相談を受ける際につい励まそうとネガティブな発言に対して「そんなことないですよ」と声をかけてしまうのですが、それは逆に相手を苦しませてしまうことになってしまうかもしれないので、相手の思いに寄り添って「わかってくれる人」になることが大事だということがわかり、心に残りました。 ・医師としてやっていくために、今回学んだ「援助的コミュニケーション」の能力を高めていきたい。日頃から「わかってくれる人」になれるよう努力しようと思う。 ・援助的コミュニケーションを行うのはとても大切だけれど、とても難しいことだなと思いました。苦しむ患者の苦しみもそうですが、援助者の苦しみも理想と現実の乖離によっておこりそれが解消できないからこそ起こることなのだなと思いました。援助者の方も支え続けていくために、何らかの支えが大事なのだなと思いました。 |