援助的コミュニケーション〜反復、沈黙、問いかけ〜
認定ELCファシリテーター | 金山紀美代 |
開催年月日 | 2024年10月30日(水) |
時間 | 16:15〜17:30 (正味時間:01:15) |
開催地 | 島根県出雲市斐川町名島93-2 |
対象者 | 企業 |
対象に関する補足 | 施設内職員に限定 |
参加前提 | 施設職員 |
定員 | 10人 |
概要 | 施設内研修としての開催 施設でのお看取りが増える中、意思疎通困難なご利用者との関わり方だけではなくそのご家族の苦しみや不安な思いもキャッチし支えを見つけ関わり続けるための援助的コミュニケーションをロールプレイを通して感じ学ぶ。 |
問合せ先 | 金山紀美代 |
参加人数 | 7人 |
参加者からのコメント | ・聞く側を行った際に、相手の言葉を反復することの難しさを知った。自分の思いや感情を伝えるのではなく、相手の思いや伝えたいこと等をこの人なら聞いてくれる、わかってくれるという信頼を作ることの大切さを感じた。普段から意識をして行うことも大切だと思った。 ・援助的コミュニケーションの基本、苦しんでいる人は自分の苦しみをわかってくれる人がいるとうれしい。 援助者自身にも支えが必要である。反復や沈黙も重要である。沈黙が長いとこっちから話さなければと思ってしまうかも。 ・反復の難しさ、こちらの感情を伝えてしまうことがあったかもしれないと反省した。ロールプレイで、反復は難しく感じたが、患者役の言うことをできるだけうなずきながら聞き、返すことができたと思う。沈黙はできなかったが、待つことの大切さもあると学ぶことができた。 ・反復、沈黙、問いかけについてのロールプレイをして、普段のコミュニケーションで活かせる部分を学んだと思う。内容によっては反復が難しいこともあったが、意識して行い、対応を学んでいきたいと思う。 ・利用者様との普段の会話からも沈黙や間を意識してみようと思った。相手の苦しみや体の不自由な思いを全て理解することはできないが、相手の支えや楽しみを見つけ、関わっていくことで苦しみを少しでも減らしていけるよう支援していきたい。 ・反復、沈黙、問いかけと順序を経て、信頼関係を築くことが大切だと感じた。その中で反復は自分の感情を伝えるのではなく繰り返しをしていくが、繰り返しに難しさを感じた。また、会話の仲で、どうしてもお互いに話さなければと思いがちではあるが、沈黙をいれることで相手の思いを引き出すことができることを学ぶこともできた。 |