折れない心を育てる いのちの授業
| いのちの授業 認定講師 | 高師伸恵 |
| 開催年月日 | 2025年10月02日(木) |
| 時間 | 15:00〜17:00 (正味時間:01:50) |
| 開催地 | 北海道稚内市 |
| 対象者 | 企業 |
| 対象に関する補足 | 市職員(地方公務員) |
| 参加前提 | 入庁(入職)6カ月を経過した市役所及び市立病院(医療職、事務職)を対象とした5日間研修のカリキュラムの一つとして実施する。本人自身のケアと、様々な場面で対応する市民(患者も含めて)のケアの両面について考える時間としたい。 |
| 定員 | 30人 |
| 概要 | 入庁(入職)6カ月を経過した市役所及び市立病院(医療職、事務職)を対象とした5日間研修のカリキュラムの一つとして実施する。本人自身のケアと、様々な場面で対応する市民(患者も含めて)のケアの両面について考える時間としたい。 |
| 問合せ先 | 稚内市人事厚生課 電話 0162-23-6385 |
| 参加人数 | 30人 |
| 参加者からのコメント | ◆ 難しい、解釈できない不安もある中で、ネガティブな方にだけ目を向けず、その中でも支えてくれる大切な人達をもっと大切にしていこうと思いました。患者さんはもちろん、私の大切な人達が苦しい時、次は私が話を聴いて、安心できる存在になれるといいなと思いました。 ◆ 今回のいのちの授業を通して、いのちの大切さや寄り添う大切さを知ることができた。人それぞれ感じ方や持っている悩み、苦しみは違うため、全ては分かり切ることができなかったとしても、苦しんでいる人が自ら話しやすい聴き方で接することが大切と学んだ。そのため今後も人と接する時や悩みを抱えている人がいたら全てわかろうとせず、反復や共感を大切にして関わっていこうと思った。患者さんにも同じく、自分の病気を抱え、今後に不安を抱いている患者さんがいたら、今回学んだことを生かしていきたい。 ◆苦しいと感じている人がいれば、共感するよりも先に「反復」することを心がけて、相手に分かってもらえたと思える声掛けをできるようになりたいです。自分も、今回振り返って、支えてくれる人がたくさんいるので、一人で抱え込まずに、聴いてもらうことが大切だと感じた。 ◆今回の講義を通して、人に助けを求めることの大切さを学んだ。今の自分に一番できていないことなので、改めて学ぶことができた。私のまわりの友達や同期の中で、苦しんでいる人がいたら、積極的に声をかけ、聴いてくれる人になれるようにする。 ◆自分と他人では、苦しさの限界値は違うということで、ただ相手に寄り添って、共感するだけでなく、相手の気持ちにそって、苦しみをやわらげることを意識していくことが大切であると感じられました。自分よりも年齢の下の子どもたちともかかわる機会があるため、今回の講義で学んだことを生かして接していこうと思いました。 ◆私自身、苦しいと感じる場面が少なく、精神的に辛いと感じた経験も全くありませんでした。そのため、ちょっとしてことでも気を病んでしまう人への対応が苦手だと実感していました。しかし、本講義では、反復でコミュニケーションを取ることが大切であるということがわかりました。今後は、今回学んだことを生かし、適切な対応ができるよう頑張りたいです。 ◆自分を大切にする心をもって、辛いことがあっても前向きに進んでいけるようにしていきたいです。また、他者を支援する人間として、人の苦しみに向き合うときは、相手のことばかりではなく、自分自身の声にも耳を傾けていきたいと思いました。 ◆「辛い」「しんどい」とよく言いながら生活していましたが、自分自身が何に辛さを感じていて、何に支えられて頑張れているのか、自分のことなのに、あまりわかっていなかったなと思います。考えて、言葉にしてみて頭の中が整理されたような気がします。自己理解が深まりました。ありがとうございます。 ◆自分ではわかっていたつもりでも相手にとってはそうじゃないこともあるため、まずは相手の話を聴き、反復することが重要であるということを知ることができた。これからそのような機会があれば、実践してみたい。 ◆イライラや、嫌な事の原因を考えるきっかけになった。考えてみると、意外と解決できることが多い。今までの自分の支えになっていた大切なことを改めて考え直す機会になった。自分の支えになっているものを自覚したことで、それらをより大切にしようと思えた。 ◆考え方はとても大切だと感じた。その反面、「反復」の繰り返しが、とても違和感に感じることもありました。人、それぞれ通って来た道は違うし、考え方も違うので、今回、見て考えたことは、これからの生き方の参考にできればと思いました。 ◆これからの事を考えて、折れない心で過ごしていこうと思う。苦しみは、自分の成長や強さ、人間力の向上になると思う。聴くことを、これまで以上にこころがけて周りの大切な人達と関わっていこうと思う。 ◆最初は「苦しくても穏やか」という正反対のワードにあまりイメージが湧きませんでした。しかし、一つずつ話を聴くうちに「苦しい」とは何か、その中での「おだやか」とは何かを自分なりに整理することができました。反復など、対処法も一緒に学ぶことができたので、もし身近な人や周囲の人が同じ状態になっていたら実践していたいと思います。 ◆相手が困っていたり、苦しんでいるときに、話を聴いて一緒に解決策を探すことはとても大事なことだが、返す言葉一つで、相手によって受取り方が異なり、逆に傷付けたり、悪化させてしまうこともあるんだなと思った。相手に対して、自分の思っていること、意見を伝えることは、自分にも相手にも良いことではあるが、相手の意見を否定した言い方や、自分の意見だけを突き通した言い方は×。相手が思っている事、伝えたいことを理解して共感した状態で寄り添うことが大切であると感じた。 ◆反復を実際に使おうと思いました。 ◆ネガティブなことについては相談された時、どうにか力になりたいけれど上手く言葉をかけられずモヤモヤすることが多々ありました。その人の気持ちを真摯に受け止め、今日学んだ「反復」を使い、寄り添っていきたいと思いました。自分自身も折れない心を育てるべく、一人で抱え込まず、誰かに相談するなど、今日の授業の学びを活かしていきたいです。 ◆話を聴くことが苦手で、すぐに「なんで?」と理由を聞いてしまうので、相手の言葉によりそうことを意識していきたいと思いました。共感することがなかなかできないので、自分の意見をすぐ伝えずに、一度相手の話を聴くということも心掛けたいと思いました。 ◆自分の周りで何か苦しんでいる人がいた時には、話を聴いて相手のことをわかりたいと意思表示することが大切だと感じました。自分も悩みごとがある場合には、相手に頼ってみようと思います。相手から相談されることで、自分は相手の役に立ててると、自己肯定感も上がりますし、相手も話を聴いてもらえることで、気が楽になればいいなと思います。 ◆苦しいこと、生きていればたくさんありますが、講義であったように聴いてくれる、分かってくれる人に話せば楽になれます。でも、それは楽になれるだけ。自分の中に、その苦しみは残っていて、考えるだけで結局は自分を責めてまた苦しくなる。自分がその苦しみを再度感じた時は、これまで頑張ってきた自分を思い出して、気持ちを落ち着かせるようにしています。人間の感情は難しいものであると改めて感じました。 ◆最近、イライラやモヤモヤすることは減ってきたが、完全にない訳ではないので、今回の講義で学んだ考え方や反復などの話術を使って、折れない心を育てていきたいと思いました。 ◆自分が今、どんなことに悩んでいて苦しいのか、希望と現実に分けて考えてみることが大切だと思いました。分けることで、自分が今、何をすべきなのか、どうしてほしいのかが明確になり、解決に繋げることができるのではないかと思います。また、むやみに相手の言ったことに、その気持ちわかるよとか、あなたのことは十分理解しているとかを言うのではなくて、まずは相手の気持ちを反復していうことで、自然と相手が話してくれるのを待ってあげようと思い、今後に生かしていきます。 ◆慣れない環境の中で、様々な悩みがあった中でのこの講義。改めて、自分の支えは何なのか、自分は本当は何がしたいのかについて考えることができた。あこがれの職業についたけど、理想だけじゃ上手くいかず、「このままか」と思っていたが、自分がやりたい事をやっても良いんだと思うことができた。ありがとうございました。 ◆今回の講義を聞いて、悩んで苦しんでいる人の心を開くには、反復を使って話を聴いてあげることが大切だと学ぶことができました。「自分のせいで負けてしまったんだ」と、もしそうだんされたら、きっと私は「そんなことないよ」と言ってしまうと思いました。でも、自分が相談した側なら、反復して共感してくれた方が、分かってもらえたと気持ちが楽になると思いました。今後、もし誰かが来るんでいたら、今回の講義を活かしていきたいと思いました。 ◆傾聴が大事であることを改めて学びました。相手の気持ちをくみ取ることによって、信頼関係が築かれ、より本来の苦しんでいる気持ちが吐露されるのだと思いました。 ◆自分が苦しいこと、傷つくことも書き出し、明確にすることで、少しすっきりした気持ちがあります。どうして苦しいのか、何に傷ついているのか、それはどうすれば少し楽になるのか等、張り詰めた環境だと振り返ることもなく進んでいくので、一度、理想と現実を確認することができ良かったです。 ◆苦しんでいる方には、その方でなければわからない苦しさがあるので、まずはどんなかたちであっても傾聴することが重要であることを知った。苦しさを分かってくる人がいるだけで支えになるので、周りの方の中に苦しんでいる方がいれば、積極的に支えていきたいと思う。 ◆今日のいのちの授業をとおして、苦しんでいる人は自分が苦しいとわかってくれる人がいると嬉しいということが、話や動画を見て、思いました。これから周りに苦しんでいる人がいたら、反復を大切に話を聞いていきたいと思います。 ◆自分自身と向き合える良い時間になりました。相手に寄り添える人になりたいと思っていたので、少しでも言葉を反復するなど聴いてあげられる人になるなど、今日からできることが多かったので、実行していみようと思います。 ◆ワークシートとスライドの①等の番号がズレていたので少し戸惑いました。スライド、動画の使用で聞きやすく、わかりやすかったです。思春期じゃなくても「自分の想い」を他人に伝えるのはすごく悩むし、色々葛藤して言えないことが多いと思うので、そのことにどう寄り添って聴くことができるのか考える機会になりました。 ◆苦しいのは「希望と現実の開き」や、頑張れる理由を考えることで、次にそういう時があれば、少し立ち止まって考えられることにつながるのかと思いました。承認の仕方、聴き方が具体的に学べてよかった。 |








