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平成29年度9月 指定訪問介護事業所定期研修 苦しむ人への援助と5つの課題① ~放て!援助的コミュニケーション。相手の苦しみと支えをキャッチせよ~

オーガナイザー 古川英孝
認定ELCファシリテーター 古川英孝
開催年月日 2017年09月27日(水)
時間 05:30〜07:30 (正味時間:02:00)
開催地 神奈川県横須賀市
会場名 社会福祉法人 日本医療伝道会 衣笠病院長瀬ケアセンター
対象者 援助職
対象に関する補足 職員、訪問介護員、登録ヘルパー(法人内職員)
参加前提 苦しむ人へ関わり続けたいという想いを持っている人(原則、法人内職員。外部からの参加希望はお問合せ下さい。)
定員 15人
概要 人生の最終段階にはどのような苦しみがあるのかを学び、その苦しみを抱えた人にどのように関わっていったらよいのかを、「苦しんでいる人は自分の苦しみをわかってくれる人がいるとうれしい」という援助的コミュニケーションの視点を通して一緒に考える。
問合せ先 湘南国際村クリニック 古川(コガワ):046-857-7727
参加人数 13人
参加者からのコメント 疑問点、分かりづらかったことなど
・反復、沈黙は大事なことは、よくわかりました。が、サービスには時間の限りがある。短い時間で効果的な方法も知りたい。
・セルフチェック「苦しみの共通点を簡単に説明ができる」の意味が分かりにくい。(私の説明不足でした。)
・今回の研修では、主に反復、沈黙など、ケアとしてのテクニックを中心に学んだが、マニュアル的になってしまい。逆に患者さんや利用者さんに見透かされそうな危惧があるような気がした。

意見・感想
・最初の方は少し早口に感じたが、途中からとても聴きやすいテンポで分かりやすかった。
・普段何気なく言ってしまっていることが、利用者の心を閉ざしてしまっている可能性があることを感じた。教わった反復、沈黙を使いながら苦しみのわかってくれるヘルパーになりたいと思った。
・難しい対応を分かりやすく論理的に話が聞けた。最新の医療でも取り除くことのできない心の苦しみは、私にもできるのではと思った。繰り返しのコミュニケーション法が大切であると思った。
・反復、沈黙ロールプレイは体験出来て良かった。次回も楽しみにしている。
・とても分かりやすかった。今度のサービスに役立てたい。
・”本当の苦しみ”というのは、家族であろうと理解できない辛いことだと思う。第三者からの言葉はそれだけに軽く発してはいけないと思う。その利用者様の辛さを分かろうとすればするほど、次に何を言ったらいいか...と困ることもある。加えて、その方との信頼関係がどのような状況下ということで、利用者様の受け取り方も変わってくるはずなので、人と人との決まり事のない上での立場の責任の重さを感じた。
・励ます言葉を使いがちですが、その言葉は励ますことになっていないことがわかった。
・今後の研修で、医療・介護者の死を前にした方への心構え(精神的なスタンス)も学びたい。
・次回も楽しみにしています。

Theory of Change

セオリー・オブ・チェンジ