「苦しむ人への援助と5つの課題」
認定ELCファシリテーター | 野口直美、井上龍介 |
開催年月日 | 2018年01月28日(日) |
時間 | 13:00〜17:00 (正味時間:09:00) |
開催地 | 大阪府大阪市 |
会場名 | 総合メディカル株式会社 西日本支社 会議室 |
対象者 | 企業、援助職 |
対象に関する補足 | 総合メディカルグループ社員 |
参加前提 | なし |
定員 | 39人 |
概要 | ①エンドオブライフケアとは ②苦しむ人への援助と5つの課題 ③グループワークによる事例検討 |
問合せ先 | ※今回は一般受付対象外となります |
参加人数 | 41人 |
参加者からのコメント | 今回の研修に参加するまで、患者さんから発せられる悲しい言葉に、何と返事をしたら良いのか、どのような声かけで励ますことができるのか、戸惑うことがあった。 エンドオブライフ・ケアでは、患者の苦しみを知り、相手に寄り添う気持ち、気づこうとする気持ちが一番大事だということを学んだ。そのためには、相手の苦しみをキャッチし、言語化することなど、援助的コミュニケーションの部分を強化していけるように、日々の患者との関わり方を『意識』していきたい。 今回の研修のように日常の中で生と死について話をする機会は少なく、苦しみを抱えた方の背景や想いを知ろうとすること、他者と終末期について意見交換をすることが初めてで、とても貴重な時間だった。今までの自分は、相手の苦しみを解決しなければという思いばかりに、力が入り過ぎていたことに気づくことができた。また、自分の家族や知人、自分自身の人生についても深く関わり避けることのできないエンドオブライフのあり方について、事例を読み解くほど心に響くものがあった。 『誰かの支えになろうとする人こそ、一番支えを必要としている』という言葉にあるように、私も誰かに支えられ、私も誰かの支えとなれるよう、毎日をていねいに大事に過ごしたいと思う。 人生の最終段階を迎えた方に限らず、どの患者にも共通して傾聴や寄り添いの姿勢を示し、職種や経験に関係なく医療者としての役割を果たしていけるよう、ひとりひとりの患者としっかりと向き合っていきたい。 |