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解決が難しい苦しみから学ぶこと

いのちの授業 認定講師 長島美雪
開催年月日 2021年11月04日(木)
時間 13:10〜14:40 (正味時間:01:30)
開催地 静岡県
対象者 専門学校・大学
対象に関する補足  
参加前提  
定員 30人
概要 終末期を迎える方にお会いした時に、どのようにして向き合っていけばよいでしょうか。いずれは誰もが迎える死ですが、抗いようのない自分ではどうすることも出来ないことに直面してしまったら…。皆さんがこれまで生きてきた中でも、自分ではどうすることもできず苦しくなった時があったかもしれません。今日は、苦しい、苦痛、に焦点をあて、苦しみとは何か。解決できない苦しみにどのように向かい合っていったらよいかを一緒に考えていきましょう。
問合せ先 授業の一環として行わせていただきました。
参加人数 30人
参加者からのコメント 人が苦しくても穏やかでいられるのは「支え」がるからだと学んだ。
苦しいと感じている人へのかかわり方や自分が苦しい時どうしたら良いか知ることができた。
反復などを活用して、分かった時に出る「そうだよ」などの言葉を待って患者さんからの重要なメッセージを受け取ることができるようになりたいと思います。
授業を通してく苦しむ人を前にしてできることはそばにいること、思いを聴くことだと感じた。
苦しい時はなかなか大事なことに気づけず本人は落ち込んでしまいやすいから、周りの人はそんな時こそ支えてあげる必要がある。
悩んでいる人に対して声をかけるのは、すごく難しかったです。自分の話を受け止めて聴いてくれるのはすごく嬉しいので実習でも活かしていきたいです。「支え」があるのはすごく大切なので、自分も苦しいときに周りに頼って穏やかに過ごせるようにしたいです。
相手のことを理解するためには「自分が」どう思うのかではなく「相手が」どう思っているのかを意識して反復することが大切だと思った。自分が困ったり悩んだりしたとき、一人で抱え込むのではなく、相談したりなど誰かを頼ることも大切だと思った。
苦しい時、なかなかこの苦しみが伝わらない時もあってその時はとても悔しいと思った。だからといって、自分の中に感情、思いを閉じ込めておくと、孤立してしまったように感じてしまうため、手を差し伸べて誰かに助けを求めることが大切だと考えた。
辛いことがあっても一人で頑張らないで、支えとなっている家族や友人などに助けを求めていきたいと思った。
Nana さんの詩の中にあるように、ほんの少しの“勇気という一歩”を踏みだすことで暖かな手を差し伸べてくれる人がたくさんいるということが心に響いた。自分が看護師になった時には、そのように手を差し伸べられるような人になりたいと思った。
人は周囲に支えられていきていること、支えられないと生きていけないといことが分かりました。苦しくて人や物にあたってしまうとき、支えてくれる誰かがいるだけで苦しみが緩和し、穏やかに過ごせることがわかり、自分も誰かの支えになりたいと思いました。また、自分の支えを大切にしていきたいと感じました。
私自身友人から相談を受けることがありますが、その気持ちを分かるよ。と言ってしまうことがあります。しかし、相手にとっては何が分かるのかと思われていたかもしれません。そして、反復をあまりしてこなかったので、今日学んだことを、これからの生活にいかしていきたいと思いました。また、話をしている時に、そうだよ、という言葉が出てきた時には、しっかり注目して聴きたいと思いました。
感じ方は人それぞれだが、辛くない人生はないと思うので、辛い時の乗り越え方、支え方を自分なりに持っていたい。そして、穏やかに過ごしていくためには支えの存在や選ぶことができる自由、将来の夢が原動力になることがわかった。

Theory of Change

セオリー・オブ・チェンジ