第6回 エンドオブライフケア糸島・唐津
オーガナイザー | 吉田麗華 |
認定ELCファシリテーター | 笠原健太郎、牧原りつ子 |
開催年月日 | 2018年06月09日(土) |
時間 | 14:30〜17:30 (正味時間:09:00) |
開催地 | 佐賀県唐津市 |
会場名 | 唐津赤十字病院 佐野講堂 |
対象者 | 市民、援助職 |
対象に関する補足 | 職種や専門性に関わらず「人生の最終段階(エンドオブライフ)」のケアについて学びたい方 |
参加前提 | ELCに興味がある方、どなたでも |
定員 | 50人 |
概要 | 1)オープニング 2)ELC(エンドオブライフケア)って何だろう? ~援助的コミュニケーション【反復・沈黙・問いかけ】~ |
問合せ先 | 申し込み方法:こくちーず【http://kokucheese.com/event/index/517503/】 お問い合わせ先:笠原健太郎【aozora.cl@gmail.com】 |
参加人数 | 50人 |
参加者からのコメント | ・講義の内容について、難しい課題でしたが、相手から理解される「支え」になりたいと思いました。人の話を聞くことの難しさ大切さが分かりました。(介護士) ・ペアワークでスピリチュアルな苦痛を聞く、話すの練習は大事だと感じました。患者さん、利用者の方と話をして理解者になっていけるようになるのだと思った。沈黙の大切さ、理解するからその人の理解者になることが分かった。 ・講義はとても良い勉強になりました。気になって勉強したいと思っていた内容だったので、大変関心が持てました。沈黙・反復についてさらに学び実践で使いたいと思いました。患者さんから「家族にも迷惑をかけていてもう死にたい」と話された際に何も答えられず悔しい経験があったので今日の研修を受けて支えとなるためのヒントを得ることができた。沈黙に対しても恐怖心を抱いてましたが、今回は沈黙も大切にしながら患者さんと関わっていけそうな気がします。(社会福祉士) ・講義について、図があり分かりやすかったです。苦しむ人の援助の学びをもっと深めたいと思う。沈黙の場面に直面した時つい、何か声掛けをしてあげたい。という気持ちが先にきてしまい、待つことは難しいとロールプレイで体験的に学びました。今後の業務でがん末期の患者さんと関わる際には、今日学んだことを活かし相手が伝えたいキーメッセージをつかみ業務に励みたいと思います。(MSW) ・反復、沈黙は患者さんの本音を聞くために大切なことを学べた。(介護士) ・繰り返し学ぶ事で大切なことが入ってきました。自信を持ってもっと苦しむ人への援助を行って行きたいと思います。(看護師) ・わたしは薬局の事務員をしていますが、患者様から「俺はもう死にたい」などスピリチュアルな苦痛を聞くことがあります。その時本当に何もできないと思っていました。そのため今日勉強したくて参加しました。(事務) ・今までは沈黙を待てずにいたため、今日の学びを活かして明日以降患者とのコミュニケーションでは、沈黙や反復を上手く使いながら関わっていきたいと思った。(看護師) ・訪看に入って5ヶ月が経ち看取りに直接関わっていませんが、それまでの過程は何度か見てきました。こういう時患者さんやご家族に何と声をかければいいのか分からなかった所がありましたが、患者さん、ご家族の思いを傾聴することの大切を学ぶ事が出来ました。これからもっと患者さん、ご家族に寄り添えられるように思いを組み込んでいけたらいいなぁと思いました。(訪問看護師) ・沈黙のワーク長かったけどその中で色々な学びがありました。いつもの事例検討とはまた違った濃い時間でした。(看護師) ・ワークは1回目より2回目、2回目より3回目と感じる内容が深まっていく。気付きが増えていくので継続したい。(看護師) ・具体例などがあり講義は分かりやすかったです。実際にペアワークを行う事ができ、反復、沈黙を体験することが出来て良かったです。(看護師) ・実演もあったため講義の内容は分かりやすかった。言葉一つ一つが良い言葉で講義の内容に関心が持てました。このような活動があることを初めて知りました。「この人なら任せたい」=自律。゛この人なら゛と思って頂ける援助者でありたいと思います。゛この人なら゛に応えることのできるよう援助的コミュニケーション技術を向上させ、いつでも対応できる自分で居たいです。感覚的には分かっていても一つ一つ言葉として学ぶと理解しやすかったです。また他のスタッフにも伝えていきたいと思います。(看護師) ・ロールプレイすることで考える事が出来ました。苦しんでいる人への援助を深めていきたい。(看護師) ・講義はワークを入れながらだったので分かりやすかった。また、実務でも関わりがあり悩みながらだったので興味が持てた。(ケアマネージャー) ・「生と死は表裏一体」自分の生命に直結するような疾患がない方でも「早く迎えに来て欲しい」「早く死にたい」の言動を聞かされている、毎日を送っています。施設の現場では、その会話は日常茶飯事であり「そやんかこと口にしたらいかん」「何の早々と迎えに来らすね」「迎えに来らしてもはいはいと言ってついて行ったらいかんよ」「何なら迎えに来てもらうごと連絡しようか」「連絡するとにはたいそうお金と手間がかかるもんね」等の会話で笑い飛ばす事もあります。施設の中では自分の生活は守られており、衣食住は完備されているし、年齢も高くなっているからそれもあるでしょう…。最近独居の高齢者が増加し、一週間のうちに人と会話しながら食事したことが一回もないという人が増えてます。フレイルやサ�! �コペニアやらが流行しており悲しいと考えています。死に直接結びつく身体症状がない高齢者が「死」を望んだりしなくても良い、今の生活の質を上げていく、支えていくことで、生を楽しみその後の死を考えていけるような街に唐津がなってくれればよいと思います。目の前にある死と考えてはいても現実味のない死。それぞれの現場でどう対応するかが大切だと感じました。(看護師) ※まだまだたくさんのコメントを頂きましたが一部を掲載させて頂きます。 |