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援助を言葉にし、感性を磨く

コーディネーター氏名 認定ELCファシリテーター:德永 泰子
サポート:岩根京子、川上剛史
開催年月日 2022年11月23日(水)
時間 13:30〜17:30 (正味時間:04:00)
開催地 熊本県
対象者 援助職
対象に関する補足 菊池郡市医師会居宅介護支援事業所の事業所研修になります。
参加前提 介護支援専門員
定員 7人
概要 令和2年度より当事業所ではエンドオブライフ・ケアの事業所研修を行っています。令和2年度はELC熊本のエンドオブライフ・ケア援助士で認定ファシリテーションの方に講師をお願いし3回にわたり講義を受けました。令和3年度より事業所内のエンドオブライフ・ケア援助士3名で研修を行っています。令和3年度は『エンドオブライフ・ケアを学ぶのはなぜか?』『苦しむ人への援助と5つの課題』『相手の苦しみをキャッチする・支え』についてロールプレイや演習を交え3回の研修を行いました。今年度は2回(11/23,12/3)にわたり『苦しみ人への援助と5つの課題』についてロールプレイの時間を多くとり実践する力をつけていきたいと思っています。
問合せ先 菊池郡市医師会居宅介護支援事業所
参加人数 8人
参加者からのコメント ・苦しむ人は自分の苦しみを分かってくれる人がいるとうれしい。分かってくれる人になるにはどうしたらいいのか?それは聴いてくれる私。そのための技法という流れを再度振り返ったことで自分の中では理解を深めたと感じる。ここの部分をしっかりと意識しておく事でターミナル、普段の業務の指針になるかなと。今後の相談業務という仕事の中で大きな軸が出来た気がする。
・1回目と2回目の研修の間で偶然映画を見て、とても深く人の気持ちを理解することがあった。改めて研修の時でなかったら感じる度合いと深さが違うのは研修だなと思いました。
・頸椎損傷の方を担当させて頂いています。認知症もなく理解、判断に問題のない方です。受傷から1年半程経過されています。大きな事故や怪我もなく、ある日急に体が動かなくなられました。「運命と思って受け入れるしかない」と仰られ、感情的になる事なくいつも穏やかに応じてくださいます。この研修を受けこの方にも大きな苦しみがあるのではないかと考えるようになりました。ご本人との信頼関係深め、苦しみに関して勇気を持って問いかけてみたいと思います。
・自分自身の支えについて考えたとこもちろん家族というのはあったのですが、研修を進めていく中で業務の中の科長の言葉など、同じ目線で支えてくれる仲間の事も意識するようになり、今まで以上に頑張れるようになりました。
・普段の業務の中で支援方法や対応で悩んだ際、自分ひとりで向き合うことが難しかった経験もあり、その時に職場の同僚や上司に相談できる環境が整っていること、相談を共有できることで支え合って仕事が成り立つことを研修を通じて学んだ。
・利用者の方から「早く死にたい。早くあの世に行きたい。」とよく聞かれるがそういう場面でどうしたらいいのかと迷ってた。そういった場合はどうすればいいのかを教えてもらえれば良かったと思った。
・面接の中では、その場で判断し実践していくので、ロールプレイでの研修の積み重ねはとても必要だと思いました。

Theory of Change

セオリー・オブ・チェンジ