今、知りたい 折れない心を育てるいのちの授業
いのちの授業 認定講師 | 室田ひろみ、戸田美咲 |
コーディネーター氏名 | 田中博 |
開催年月日 | 2025年07月19日(土) |
時間 | 10:00〜11:30 (正味時間:01:30) |
開催地 | オンライン |
会場名 | オンライン(北海道) |
対象者 | 教員 |
対象に関する補足 | 2025年度 日本養護協実践研究会 拡大学習会 |
参加前提 | 養護教諭 |
定員 | 30人 |
概要 | 子どもたちを取り巻く社会環境や生活環境は急速に変化し、心と身体にかかわる健康課題も多様化・複雑化・深刻化しています。また、様々なコミュニケーションツールが発達した影響により人間関係が複雑になり、生きづらさを抱える子どもたちも少なくありません。今回の学習会では、苦しみ・悩みとの向き合い方や、自分はこれでよいと思える「3つの支え」などについてお話をうかがいます。また、この授業は医療現場で実際にあった内容をもとに構成されていますが、教育的な視点から、子どもたち自身がこれからの人生を強く優しく歩み続けるために、養護教諭としてかかわる上で大切にすべきポイントについて学びます。 |
問合せ先 | 日本養護実践研究会 事務局長 札幌市立みどり小学校 佐藤倫子(メール)noriko.sato@sapporo-c.ed.jp |
参加人数 | 40人 |
参加者からのコメント | ・高校の養護教諭を務めていますが、保健室の利用が多く生徒が抱える苦しみへの理解を深めるため、生徒の立場として参加しました。本学習をとおして、解決が難しい苦しみへの一助として反復や沈黙があることがわかりました。私はつい「そんなことないよ」と声をかけてしまうことがあるなと感じました。今後は、反復と沈黙をどんどん使って生徒の「わかってくれる人」になり、苦しみを一緒に乗り越えていきたいと思います。 ・道外から参加しました。いのちの授業は難しく、どのような内容にすればよいか悩んでいました。北海道に限らず、折れない心を育てるいのちの授業を依頼できるということがわかり、講話の依頼を検討させていただきます。貴重な講話をありがとうございました。 ・中学校に勤務しており、生徒の立場で受けていたつもりが、いつの間にか自分の立場で受けていました。生徒だけではなく私自身も解決が難しい苦しみがあることがわかり、これは他の生徒や先生方にも響くのではないかと思いました。この学習会を通して私自身が救われた気持ちになりました。反復と沈黙を本校で実践していきたいと思います。 ・小学校に勤務しているため、小学生バージョンがあることを知り、そちらも内容が気になりました。わかってくれる人・・・。難しいことなのかもしれませんが、そこをまずは目指していきます。大変勉強になる講話をありがとうございました。 ・私だけではなく、夫や息子にも見てもらいたい内容でした。ジュンヤさんのお話から、自分も同じ行動を取るだろうなと思い、とても反省しました。 ・とても参考になりました!反復と沈黙を今後活用していけたらいいなぁと思います。 ・室田先生のお話を聞き、私も認定講師の資格を取れば生徒にいのちの授業をできるとわかり資格取得に興味が湧きました。 ・今まで受けてきた「命は大事」というところではなく、解決が難しい苦しみへの視点が勉強になりました。講話に参加できてよかったです。ありがとうございました!自分の支えは、本校のかわいい子どもたちです!! ・最初に受ける立場の提案があったことにより、授業の内容が自分の中に落とし込みやすく、理解が深まったように思います。 ・本校にも、学年問わず解決が難しい苦しみを抱える児童がいるように感じました。次、児童に会うときには、支えがあるか確認できたらいいなと思います。 ・私自身の立場で受けさせていただきましたが、普段はあまり意識していませんでしたが、いろいろな支えがあって今があると思いました。支えは自分が思うよりとても大切だと気づくことができました。ありがとうございました。 ・本日は講師として「折れない心を育てるいのちの授業」を実施していただきありがとうございました。養護教諭や学生にとって貴重な時間になったと思います。私自身もとても共感する部分があり、今後は学生にとって「わかってくれる人」になれるよう仕事に活かしていきたいと思います! ・大学ではなかなかここまで深くいのちの授業を受ける時間がないため、とても勉強になりました。解決ができない苦しみを一緒に解決しようと闇雲になるのではなく、支えやわかってくれる人と思ってもらえる養護教諭になりたいです。 ・室田先生の講話を聞くのは3回目ですが、何度聞いても新しい発見と学びがあると改めて感じました。断続的より継続的に授業を実施することが大切だとわかりました。また、児童生徒以外を対象にする場合は、立場を設定することで授業内容が理解しやすく、勤務校での実践につながりやすいのではないかと感じました。今回はサポーターとして授業に携わらせていただき感謝いたします。 |
