<もしもコロナに 逢えずにいたら、普通の暮らし してたでしょうか>

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 もしコロナに逢えずにいたら、今日はエンドオブライフ・ケア協会5周年シンポジウムを品川区きゅりあんで開催予定でした。田中ウルヴェ京さんの講演や、折れない心を育てるいのちの授業プロジェクトなどの活動報告などを予定しておりました。そして4月末には飛騨高山でのインハウス研修、さらには徳島、山口でのインハウス研修が5月に予定されていました。

 新型コロナウイルス感染拡大のため、すべての企画は中止となりました。

 このまま、時の流れに身を任せたくはありません。私たちにできることを探り続けたいと思います。そのような思いから、一念発起して、オンラインで5周年シンポジウムを本日午後1時からZoom会議を利用して開催することになりました。

 医療の現場は逼迫しています。資源も枯渇しつつある一方で、感染患者さんは増加しています。そのために、他の疾患の治療にも多大なる影響を与えつつあります。そのような困難と向き合うのは、医療者だけではなく、この地上に住むすべての人が取り組む課題です。

 とはいえ、いったい私に何ができるのか?と問う人もいるでしょう。

 見えない敵と闘うという不安と恐怖、いのちに関わる難しい課題、行動の制限という自由が奪われ、行き場のない怒りの矛先は、社会的弱者に向かいます。

 だからこそ、知恵を出し合い、厳しい今を生き抜くために、何かしら声を出し続けていたいと思います。

 もし、この国難を乗り越えることができるのであれば、
 一度の人生それさえ…

 今は、それぞれの地域で苦しむ人のこと、そして、その苦しむ人のために全身全霊で闘っている人達のことしか、考えられない…。

 いかん、朝から頭の中に、いろいろな音楽が流れてしまう…
 これからZoom革命の田原さんとの対談があるというのに。

 はやく普通の暮らしに戻りたい…

 どうか今日も良い一日でありますように。


もしもあなたに 逢えずにいたら
わたしは何を してたでしょうか
平凡だけど 誰かを愛し
普通の暮らし してたでしょうか

<時の流れにみをまかせ:テレサテン>

追伸
エンドオブライフ・ケア協会 5周年シンポジウム
テーマ 新型コロナ・ショックに備えて私たちができること
・開催日:2020年04月18日(土)
・時間:13:00-15:30(12時30分より接続開始)
・会場:オンライン(Zoom利用)
・対象者:このテーマに関心があるすべての人
・参加費用:会員の方 800円, 非会員の方 1000円

◆登壇者(敬称略): 
 小澤竹俊 エンドオブライフ・ケア協会としての取り組み
 千田恵子 4C:コロナ対策 コミュニティ ケア チャレンジ
 小野沢滋 新型コロナ・ウイルスの状況
 長尾和宏 ピンピン・コロナしないために
 森本真之助 防災タイムラインの視点

詳細はエンドオブライフ・ケア協会のHPまで
https://endoflifecare.or.jp/event/20200418/

クレジットカード決済であれば、本日午前までは、ぎりぎり入場可能かと思います。
もし、関心があれば、是非。

 

小澤 竹俊

エンドオブライフ・ケア協会では、このような学び・気づきの機会となる研修やイベントを開催しております。活動を応援してくださる方は、よろしければこちらから会員登録をお願いします。

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