コラム121:誰もが穏やかで、笑顔で過ごす『お茶の時間』へ
受講のきっかけ 私は、紅茶やハーブティーを提供する小さなカフェを営んでいます。また、そこでティーウェリスト協会神戸校の講師として、生徒さんに様々なティーについての知識をお伝えしています。医療や介護の仕事ではない私がこの講座を申し込んだのには、あるきっかけがありました。 そ…
コラム118:つなぐ架け橋
実母と夫の膵臓がん遺族であり、患者会・遺族会の運営にも携わっている私がエンドオブライフ・ケアを知ったのは、看護師さんや薬剤師さんからの案内でした。 患者会・遺族会は、対面・オンライン・SNSで交流しており、治療の情報交換をしていくうちに、胸の内をポツリポツリとお話になるこ…
コラム97:I believe in future.
私は介護職(施設介護・訪問介護・居宅介護)3年目です。私がエンドオブライフ・ケア協会に出会ったのは、主に施設で利用者様と関わることについて自分の中でモヤモヤしていた、ちょうどそんな時期でした。 「はやくお迎えが来て欲しい」「はやく死にたい」そう話される利用者様が時々いらっ…
コラム79:優しい言葉と違和感の理由
「大丈夫だよ」 乳がんが見つかったと告げた時の夫の第一声。 「ありがたい言葉…のはず。だけどなんで?何がどう大丈夫なのか教えてよ!って言いたい自分がいる。 でも…私のためを思って言ってくれている言葉だし。 こんなことを思う自分の方が間違ってるのかな?」 心の中で押し問答…
コラム72:エンドオブライフ・ケア協会様へのプロボノ活動を通じて学んだこと
日立グループ企業プロボノプロジェクトとは 日立グループでは、日立グループ・ビジョンの実現こそCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)と位置づけ、持続可能な社会を実現すべく、本業を生かした社会課題の解決を目指しています。その一環として、認定NP…
<副島先生からのメッセージ>
副島先生から、皆さんへ、メッセージが届きました。 今回のテーマはは、『ふあんの受けとめ』です。 病気と闘っている子どもさんたちと向き合ってきた副島先生ならではの、あたたかなメッセージです。 不安は、自分を守るためのあたりまえの反応 “立ち向かう”だけではなく、“はなれる…
<どちらを選んでも後悔するジレンマが課題です>
意思決定支援での課題の1つは、どちらを選んでも後悔することです。 心不全の悪化を認め、息苦しさを訴えている義母のこれからの療養について、このまま施設でできるかぎりの治療を行うのか、それとも入院して治療を行うのかを判断しなくてはいけない場面があります。 もし、入院したら、認知症のある義…
不条理な今を生きていくこと その9:苦しんでいる人は自分の苦しみをわかってくれる人がいるとうれしい
本来であれば春が近づき、桜の開花がいつになるのか話題になるこの時期ですが、今年は新型コロナウイルス感染のニュースで、先行きが見えない状態となりました。まさにVUCAな時代そのものです。 不条理な世の中にあって、いろいろなことを決めていく難しさ、特に決断する人は、その責任を負うこと…
コラム52:薬剤師が必要とされる専門職となるために
株式会社タイコー堂薬局本店 専務取締役 薬剤師 井上龍介さま (ELC第3回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター) 2018年12月の医薬品医療機器制度部会にて、「患者にとって質の高い医療を、全国どこでも同様に、負担を少なく提供する」ことが法改正の検討項目とな…
コラム33:言葉を研究する ~教育効果を一緒に確かめませんか?~
コラム33:言葉を研究する ~教育効果を一緒に確かめませんか?~ 北里大学医学部医学教育研究部門 助教 千葉宏毅さま 私は、もともと何でも興味がある性格でいろいろなことをかじってきました。それゆえ人から専門は何ですかという質問をされると、どう答えたらよいか悩むことが多々あります。研究をもっ…
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