コラム
Column
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コラム90:いのちの授業を伝えることで私自身が教えられたこと
2022.06.28
ソーシャルワーカー 田中宏幸さま (ELC第65回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター、折れない心を育てる いのちの授業レベル1認定講師) エンドオブライフ・ケア協会との出会い 私が製薬会社の抗癌剤グループで勤務していたころ、その時代は癌に
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コラム88:弱さを認め 強く生きる
2022.05.15
秋田県厚生連平鹿総合病院 看護師 小俣寛子さま (第107回生) 「強く、つよく 生きろ」 父は実直で厳しくも、いつもそばで私たちにたくさんの愛情を注いでくれました。 そんな父がこの言葉を残し急逝してから20年が経ちます。何もできなかった申し訳なさと、自分の無力さ
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コラム69:エンドオブライフ・ケアの活動に寄せて
2020.08.12
コラム69:エンドオブライフ・ケアの活動に寄せて フリーランスナース 野口直美さま (ELC第3回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター、折れない心を育てる いのちの授業レベル1認定講師) エンドオブライフ・ケア協会(ELC)との出会いは通勤途中に聞いていたラジ
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<始動します>
2020.06.20
2月頃から続いていたコロナ騒動も、さすがに4ヶ月も経つと、新しい日常に変わりつつあります。この数年、毎週末は各地方で人材育成活動をしてきましたが、2月からは自粛しなくてはいけませんでした。 しかし、立ち止まるわけにはいきません。今まで以上に、それぞれの地域で苦しむ人は増えています。この3ヶ
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<20年前から変わらないこと>
2020.06.17
今から20年前に書いたコラムを紹介します。前任のホスピス病棟で出会った患者さんから学んだことです。 「医療は治すことが目的でしょう。だから治すことができない患者は、医療の対象ではないと思うのです。あきらめるしかないのでしょうね。」 鍛冶屋の職人として生きてきたその人は、本当の病名を
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ありがとう
2020.06.05
今朝、一人の人を見送りました。つい、先日41歳の誕生日を迎えたばかりでした。その人の人生を表す言葉と言えば、[耐]とお母さんは話されていました。 最期まで笑いの絶えない家でした。 誕生日には友人達からの最高のビデオメッセージが流れました。 私はあまり訪問の様子を紹介することはほ
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<今 私が笑えるのは 一緒に泣いてくれたキミがいたから>
2020.05.14
キャンサーペアレンツの西口洋平さんが5月8日に旅立たれました。35歳でステージ4のがんと診断される中、つながることで前向きに、声なき声を届け、生きやすい社会を実現したいと考え、キャンサーペアレンツを立ち上げました。2016年に、社会起業塾に応募されたとき、私もエンドオブライフ・ケア協会のメンバーと
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<それでも人は穏やかになれるから>
2020.05.07
ゴールデンウィークが開けました。今日から仕事を再開される方も増えていくことでしょう。緊急事態宣言は、続いていますが、社会的な距離を取りながら、徐々に一部の生活は戻りつつあることを願っています。 しかし、新型コロナウイルス感染の影響は色濃く残っています。とても笑顔なんてなれるはずがないと思う
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<できない自分をこれでよい(Good Enough)と認めること>
2020.04.23
4月23日は、私にとって忘れられない日です。2年前の今日4月23日午前3時19分、ご自宅で一人の患者さんの人生最期の診察を行いました。名前は、ペンネームでNanaさんと紹介します。Nanaさんの表情は、とても穏やかでした。それは、もう苦しむことも無く、人の迷惑をかけることもなく、限られた人生であっ
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<見えないものに気づくために、私たちが気をつけること>
2020.04.22
どのような境遇にあったとしても、私たちは現場で学び続ける事ができます。学ぶことは、何も学校に行き、教科書を読み、先生の話をノートに書くことだけではありません。社会人になっても、それぞれの現場で何かに気づき、学びを深めていくヒントは溢れています。 私は人を相手に仕事をしてきました。さまざまな
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<何をしたら、苦しむ人の力になれるのでしょう>
2020.04.15
今まであたりまえにできていた外出や、友達を一緒に食事をすることや、映画を観たりすることができなくなりました。生活のために働き稼ぐことすら自由にできなくなりました。 地域で苦しむ人が増えていきます。そして、苦しみのあまり、誰かを傷つけたり、自らを傷つけたりする人もいることでしょう。 もし、
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コラム39:Bearing Witness:国際NGOで学んだ私がいま伝えたいこと
2018.05.02
このコラムは、ディグニティ・セラピーの一環として、ご本人が大切にしてきたこと・伝えたいことを口頭で伺い、ご本人の言葉を活かした形で執筆・編集したものを、後日ご自身の目で確認していただいたものです。お名前・写真の掲載を含めてご承諾をいただきました。ご家族へのメッセージという形ではなく、このような形での
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コラム38:ディグニティセラピーと「千」の語り
2018.04.16
コラム38:ディグニティセラピーと「千」の語り 千葉県がんセンター 緩和医療科部長 坂下美彦さま (ELC第19回生 ELC東京代表 認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター) エンドオブライフ・ケア協会のディグニティセラピーワークショップに参加し、患者さんにディ
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コラム21:ELC~草の根の仲間
2016.12.19
コラム21:「ELC~草の根の仲間」 宇部協立病院 医師(在宅医療担当) 立石彰男さま(ELC8回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター) 「背景」 わたしは、山口県宇部市にある在宅療養支援病院の勤務医をしています。山口県は、人口145万人、高齢化率28%
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コラム18:エンドオブライフ・ケアから学んだことを生かし、家がいい。と言える在宅看取りモデル地域となる日を夢見て。
2016.09.16
コラム18:エンドオブライフ・ケアから学んだことを生かし、家がいい。と言える在宅看取りモデル地域となる日を夢見て。 ハート介護サービス東住吉支店 所長 津野 采子さま(ELC9回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター) はじめまして。私は介護職12年
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コラム11:「私の人生は幸せだった」と振り返ることができるようなエンドオブライフ・ケアを目指して
2016.03.31
コラム11:「私の人生は幸せだった」と振り返ることができるようなエンドオブライフ・ケアを目指して 社会福祉法人足立邦栄会 施設長、看護師 新井 五輪子さま(ELC1回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士) 2000年4月 特別養護老人ホームさくら(定員60人)、身体障害者療護
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コラム7:「穏やかに、朗らかに、和やかに、」~“ドゥシ(同志)”とともに~
2016.01.11
コラム7:「穏やかに、朗らかに、和やかに、」~“ドゥシ(同志)”とともに~ 医療法人ネリヤ ファミリークリニックネリヤ 院長 徳田 英弘さま(JSP2期生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、 認定ELCファシリテーター) エンドオブライフ・ケア協会 会員のみなさま、あけましておめ
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