Column

  • コラム105:わが息子との別れが、導いてくれた学び

    • 家族
    • 穏やかな最期
    • 死別後のつながり
    • いのちの授業
    • 自宅

     息子に悪性脳腫瘍(膠芽腫)が見つかったのが、高校3年生の10月。開頭手術を終え、放射線治療が終わったのがクリスマス・イブでした。    その後、地元の大学に進学し、抗がん剤や治療のための手術を繰り返しながら、すてきな友達や部活動の先輩などと充実した大学生生活を送っていました。 …

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  • ありがとう

    • エンドオブライフ・ケア
    • 自宅
    • 穏やかな最期
    • ディグニティセラピー
    • 言葉にする

     今朝、一人の人を見送りました。つい、先日41歳の誕生日を迎えたばかりでした。その人の人生を表す言葉と言えば、[耐]とお母さんは話されていました。  最期まで笑いの絶えない家でした。  誕生日には友人達からの最高のビデオメッセージが流れました。  私はあまり訪問の様子を紹介することはほ…

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  • <できない自分をこれでよい(Good Enough)と認めること>

    • エンドオブライフ・ケア
    • 自宅
    • 穏やかな最期
    • ディグニティセラピー
    • 死別後のつながり
    • いのちの授業
    • 子ども

     4月23日は、私にとって忘れられない日です。2年前の今日4月23日午前3時19分、ご自宅で一人の患者さんの人生最期の診察を行いました。名前は、ペンネームでNanaさんと紹介します。Nanaさんの表情は、とても穏やかでした。それは、もう苦しむことも無く、人の迷惑をかけることもなく、限られた人生であっ…

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  • コラム39:Bearing Witness:国際NGOで学んだ私がいま伝えたいこと

    • 自宅
    • 穏やかな最期
    • ディグニティセラピー
    • 自己決定

    このコラムは、ディグニティ・セラピーの一環として、ご本人が大切にしてきたこと・伝えたいことを口頭で伺い、ご本人の言葉を活かした形で執筆・編集したものを、後日ご自身の目で確認していただいたものです。お名前・写真の掲載を含めてご承諾をいただきました。ご家族へのメッセージという形ではなく、このような形での…

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  • コラム10:人生がかわる瞬間

    • 自宅
    • 家族
    • 原点
    • 関わるすべての職種にできる援助

    コラム10:人生がかわる瞬間 相仁介護支援サービス 看護師、介護支援専門員 相田 里香さま(ELC2回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、     認定ELCファシリテーター)   春になると思いだす 私には大切なひとがいる そして苦しい時ほど思い出す言葉がある   …

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  • コラム5:ケアする人とケアされる人

    • 自宅
    • 地域
    • 家族

    2025年に向けて、地域包括ケアシステムの構築が必要と言われています。「医療モデルから生活モデルへ」なんてことも言われます。病院と地域、医療と生活の違いってなんでしょうか。病院で行っていることをおうちに届ける“出前”のことを在宅医療というのではありません。おうちという生活、決して医療が主役ではない人…

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  • コラム2: エンドオブライフを意識して、住みたい場所で、自分らしく

    • 自宅
    • 地域
    • 家族

    コラム2: エンドオブライフを意識して、住みたい場所で、自分らしく 医療法人拓海会大阪北ホームケアクリニック院長 白山宏人さま (JSP第3期生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター) はじめに  大阪府の北部で在宅医療に従事しております白山と申します…

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