コラム
Column
-
コラム94:医師として治せなくても「わかってくれる人」に、私はなりたい
2022.09.26
医療法人清友会 清水医院 医師 宇田真記さま (第6回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、ELCファシリテーター、 折れない心を育てる いのちの授業レベル1認定講師) 出会い 14年ほど前、松山市医師会主催の講演会でのことです。医師として私の人生に大きな変化が訪れまし
-
コラム91:ELC千葉船橋始動!最期は真心の輪の中で迎える-幸せを実感できる社会を創りたい
2022.06.28
NPO法人千葉・在宅ケア市民ネットワークピュア代表 藤田 敦子さま (第78回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター) 痛みと苦しみの中で迎えた家族の死 がん末期の家族が最期を迎えたのは、痛みの原因を調査するために検査入院した病院だった。手術後わず
-
コラム83:死に向き合うこと
2022.01.25
コラム83:死に向き合うこと 医療法人協和会 リハビリテーション職 蛭子文弥さま (ELC第102回生) 「もう年だから。早く迎えにきてほしい。」 「これ以上しんどい思いをしながら生きていても仕方がない。」 病院で働いていると、しばしば耳にする言葉です。 このよ
-
コラム78:家族介護者支援の視点の広がり:研修での気づきを実践へ
2021.08.25
コラム78:家族介護者支援の視点の広がり:研修での気づきを実践へ ケアマネジャー 渡邉光枝さま 私は普段は居宅支援事業所でケアマネージャーとして、 在宅生活の支援をさせていただいております。 昨年、エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座に、小グループでの演習のファシリテー
-
<どちらを選んでも後悔するジレンマが課題です>
2020.05.27
意思決定支援での課題の1つは、どちらを選んでも後悔することです。 心不全の悪化を認め、息苦しさを訴えている義母のこれからの療養について、このまま施設でできるかぎりの治療を行うのか、それとも入院して治療を行うのかを判断しなくてはいけない場面があります。 もし、入院したら、認知症のある義
-
<たとえあなたに支えとなる誰かがいなかったとしても、あなたは誰かの支えになれる>
2020.05.23
核家族が進み、単身生活の人が増えてきました。様々な理由で、1人で困難と向き合っている人がいます。仕事が順調で、多少の困難があっても、解決できるときには、自分に支えを必要としていると感じてる人は多くはありません。 ところが、どうしようもないほど大きな困難が目の前に現れると、状況は一転します。
-
<たとえ思い通りにいかなかったとしても、全ての希望を失うわけではない>
2020.05.22
2020年は、春も夏も甲子園で開催される高校野球の大会は中止となった歴史的な年となりました。 今までどれほど苦しくても、どれほどつらくても、厳しい練習に耐えてきたのは甲子園に行くためであった。そのような高校球児の夢ははかなくも消えてしまいました。 特に高校3年生にとっては、もう2度と
-
<愛の反対は 無関心です>
2020.05.20
新型コロナウイルスに感染すると、その重症度によってホテルでの隔離か、病院へ入院して治療をうけるか、療養場所が変わります。 共通することは、自由に外に出られないことです。 もし皆さんが、何かしらの理由で自由に部屋の外に出られない状況に陥ったら、どんな思いになるでしょうか?散歩するこ
-
<固定観念をぶち壊そう>
2020.05.11
どんなに泣いても、時間は過去に戻りません。 どれほどお金を出しても、一度失った人は返ってきません。 いつも大きな苦しみや悲しみを抱えた人と関わり続けて来ました。その中でのこだわりは、従来の固定観念を壊すことでした。 私たちは、苦しみから避けるように生きています。なるべく苦しい道を避け、平易
-
<妄想のツバサはありますか?>
2020.05.08
コロナ危機で苦しむ人が笑顔になれるために、私たちに何ができるのでしょう? このように問われて、私はこれができますと、答えることができる人は、まだごく一部かもしれません。どうしても、専門的な知識がない、何かを作る技術がない、考える余裕がない、など前向きな気持ちになれない人のために、今回は皆さ
-
<メイザフォース! マスターヨーダの介護度認定は?>
2020.05.04
今日は5月4日(May 4th)ということで、今日はスター・ウォーズのネタです。コロナ危機のためGWを自宅で過ごしている皆さまに、妄想のツバサをつけて5月の大空を羽ばたいて頂きたく、昨年の12月に投稿して好評だったマスターヨーダの介護認定について、再び紹介したいと思います。 以下、昨年の投
-
<固定観念を打ち壊そう!コロナ危機の中でも、人は笑顔になれる>
2020.05.02
新型コロナウイルス感染拡大は、私たちの社会を一変しました。医療のみならず経済にも大きく影響を与えています。苦しむのは、新型コロナウイルスに感染した人だけではありません。あたりまえの生活を奪われた多くの人達が苦しんでいます。コロナ危機の中で、人は果たして笑顔になれるのでしょうか? 心が折れそ
-
<本当の幸せは、身近なところにある>
2020.04.28
昨日はFB投稿できませんでした。というのも愛犬が低血糖発作で意識低下、けいれん発作などから、一時期危篤状態となりました(もともと持病がありまして…)。ということで、一日、お休みを頂きました。深夜帯ではありましたが、ブドウ糖をシリンジで何度が飲ませ、何とか事なきを得ましたが、これからも何があるかわか
-
コラム66:地域医療は『くらしの医療』
2020.04.26
コラム66:地域医療は『くらしの医療』 医療法人希実会 守口医院 守口尚さま (ELC第68回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター) ・地域医療は『くらしの医療』 僕が岩手県遠野市で在宅医療を始めたのは2004年のことでした。その年の11月、京都
-
<#コロナ4Cチャレンジ>
2020.04.19
4月18日は、無事にオンラインでZoom会議の田原さんとの対談、そして午後からはエンドオブライフ・ケア協会5周年シンポジウムを開催することができました。皆さまからの温かいメッセージ、心から感謝です。とくに企画運営にあたりZoomサポートの手配や実施にむけてエンドオブライフ・ケア協会理事であり、コロ
-
<防災タイムラインの必要性: なぜコロナと巡り会うのか、私たちは何も知らない いつコロナと巡り会うのか、私たちはいつも知らない>
2020.03.29
新型コロナウイルス感染は、いよいよ医療・介護施設での集団感染のステージに入ってきました。病院や介護施設は、脆弱な高齢者や重症化しやすい基礎疾患を持った人が集まる場所であるため、ここでクラスター形成は、健常な人達が集まる会場でのクラスター形成とはニュースの意味が異なります。 今は人混みをさけ
-
<不条理な今を生きていくこと その5:なぜ人を殺してはいけないのですか?と聞かれたら…どうしますか>
2020.02.29
あたりまえのことですが、人は自由に物事を選ぶことができます。みんなで集まっておいしい物を食べたり飲み明かしたりしたい、大好きなグループが参加するコンサートに行きたい、楽しみにしていた映画を見に行きたい、学びたかった研修会に行きたい。ところが、本人の希望に反して、これらの自由が一方的に奪われると、き
-
<不条理な今を生きていくこと その4:奪われた自由>
2020.02.28
新型コロナウイルスの拡散を抑制するため、ついに学校が全国で一斉に休校となりました。クラスターという言葉も出てきました。小さいお子さんがいる家庭では、仕事にいけないと感じている人もいることでしょう。これは有事です。多くの国民のいのちに関わる事件です。トップは、批判をされたとしても決断をしていかなくて
カテゴリー
- エンドオブライフ・ケア
- 自宅
- 施設
- 養成講座
- 人材育成
- 地域
- 情報共有
- 支える人の支え
- 家族
- 原点
- 関わるすべての職種にできる援助
- 介護
- 医療と介護の連携
- 穏やかな最期
- 尊厳
- ディグニティセラピー
- 意思決定支援
- 緩和ケア
- 死別後のつながり
- アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
- 離島・僻地
- わかってくれる人がいるとうれしい
- 解決できない苦しみ
- リハビリテーション
- 研究
- 言葉にする
- コミュニケーション
- 希望
- 言えない想い
- 食支援
- コレクティブインパクト
- 自己決定
- いのちの授業
- 子ども
- ペット
- 美容
- 認知症
- 暮らしの保健室
- 推定意思
- 心不全
- 薬剤師
- 介護
- 音楽
- 不条理
- 新型コロナウイルス
- 疎外感
- 選ぶことができる自由
- グリーフ
- オンライン
- 聴く
- 固定観念
- プロボノ
- ビジネスパーソン
- 対話