エンドオブライフ・ケア協会
小澤 竹俊
めぐみ在宅クリニックを開業して半年後の2007年4月から継続して、院外向けに、めぐみ在宅クリニック地域緩和ケア研究会を毎月開催してきました(第3火曜日夜)。今まで休会になったのは3回(台風直撃が2回、そして声帯ポリープ切除後に発声できなかった時)です。しかし、2020年3月からは、新型コロナウイルス感染拡大をうけ、自粛せざるを得ませんでした。
新型コロナ・ショックの影響により、医療現場は混乱し、経済は麻痺し、多くの市民が不条理とも言える苦しみの渦中にいることを憂います。その一方で、不特定多数の善意を持った人達が、それぞれの地域で、苦しむ誰かの力になりたいとの思いを強める動きを期待します。
苦しむ人への関わり方は、人それぞれです。しかし、いくらその思いが強くても、バラバラであれば、一人の関わりは小さな点でしかありません。
しかし、関わる人が職種を越えて、共通の目標を共有し、援助を言葉にして、自分の関われる強み、自分以外の誰かが持つ強みを知り、連携することができれば、話は異なってきます。
今は有事です。ただ時がすぎさるのをじっと待つだけではなく、私たち一人ひとりが、できることを探りたいと思います。その可能性を夢見て、オンラインで集まり・対話を通して学び、つながる場をめぐみ在宅クリニックとエンドオブライフ・ケア協会合同で企画しました。
今は先が見えないかもしれません。しかし、集まり、話し合い、夢を語り合えば、明日が見えて来るかもしれません。
医療・介護など職種は問いません。苦しむ誰かの力になりたいという、その思いだけで、今の国難に関われる可能性を探りたいと思います。
♫
くもりガラスを 手で拭いて
あなた 明日が見えますか?
(さざんかの宿 大川栄策)
少し古すぎて、知らない人が多かったらごめんなさい…。
以下、イベントの案内です
新型コロナ・ショックに備えて最強のチームを作ろう
~Vol.1 私たちは何をめざすのか~
第1回:2020年4月21日(火)18:30~20:30(18:00 接続開始)
◆当日の流れ:
話題提供:小澤竹俊(めぐみ在宅クリニック エンドオブライフ・ケア協会)
新型コロナ・ショックに備えて最強のチームを作ろう
~Vol.1 私たちは何をめざすのか~
小グループセッション:
最初の問い:あなたが今直面している苦しみとは
⇒小グループセッションを数回繰り返します。
◆手段:
オンライン(Web会議室Zoom)
※お申込みいただいた方へ、事前に接続先のURLをお送りします。Peatixの「メッセージ(受信箱)」またはご登録のe-mailをご確認ください。
申し込みは、こちらから
https://4cteams1.peatix.com/
◆対象:
対人援助に関わる方と目指す方
◆参加費(お気持ちの額でお支払いをお願いします)
500円
1,000円
1,500円
エンドオブライフ・ケア協会では、このような学び・気づきの機会となる研修やイベントを開催しております。活動を応援してくださる方は、よろしければこちらから会員登録をお願いします。
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